JIDA Design Museum Selection vol.17 (2015)

オーバル浴槽


オーバル浴槽

製品概要

住宅向けの単体浴槽です。住空間のデザイン・コーディネイトを良質なものにし、子供から高齢者まで少ない湯量で快適に入浴できることを目標に掲げました。実現に向け、モックアップによる入浴官能評価を重ね、造形に反映しました。例えば、背もたれ下部は小柄なかたでも姿勢を安定しやすい起こした角度とし、腰から上は身体への負担が少なくリラクゼーションしやすい寝かした角度とすることで、安心とくつろぎを両立しました。浴槽内には無駄な凹凸をなくし、楕円の美しさが際立つ普遍的でスタイリッシュなデザインに仕上げました。当初システムバス専用の設定でしたが、市場の高い評価を受け、単体浴槽として幅広い市場に展開しました。


審査委員の評価

JIDA Design Museum Selection vol.17 (2015)

浴槽はラグジュアリー感を追求する一方、毎日の使用ゆえ経済性が望まれる。いかなる製品も、美しくみせるために機能を純粋形体に収めた場合、何かしらの破綻が生じるものだが、無駄を削ぎ落とし浴槽形状を楕円に収めながら、構造強度、移乗スペースやグリップ等の安全性を担保した上、湯量低減を実現している点を評価した。