2018年度グッドデザイン賞

住開発途上国向け簡易式トイレ [開発途上国向け簡易式トイレシステム SATO]


住開発途上国向け簡易式トイレ [開発途上国向け簡易式トイレシステム SATO]

製品概要

世界では現在でも約3人に1人、約23億人の人々が安全で衛生的なトイレのない生活を送り、大きな社会問題となっている。 開発途上国向け簡易式トイレシステムSATOは、この約23億人を対象に衛生環境改善を目的とし2012年に開発された。 地域の特性に合わせて異なるモデルを製造しており、現在までに10ヶ国以上に向け20モデル以上を開発。180万台以上が出荷され、約900万人以上の衛生環境改善に貢献していくことになる。各モデルは途上国の次のニーズを満たす設計とした。①不快なにおいをトイレ内に封じ込める、病気感染の原因となる虫による汚物への接触を防ぐ②少ない水で流せる③簡単に設置が可能④現地生産により安価に供給可能。


その他

One in three people -- or 2.3 billion people around the world -- do not have access to safe sanitary toilets. SATO was developed as a simple toilet solution in 2012 to address this serious social problem. It is available in over 20 models designed to accommodate the differing conditions found in more than 10 count ries. Over 1.8 million units have been delivered to date and have improved the sanitation conditions of around 9 million people. Every model is designed to meet the below needs of developing countries. [1] Trap unpleasant odors in the toilet and prevent insects from contacting waste and spreading a disease. [2] Flush with only a small amount of water. [3] Easy to install [4] Affordable due to local production.


審査委員の評価

2018年度グッドデザイン賞

理想的なトイレの設置となると上下水道や糞尿の処理設備などに投資が必要になり、切実にトイレを必要としている地域、人々に簡単には届るのは難しい。そういった地域では衛生問題も然り、トイレがないということが原因で人命に関わる事件、事故に遭うケースが後を絶たないというのが現状だ。その背景のなかで、簡易的にでも安価なトイレを供給することは意義があると感じた。簡便な工事での設置が可能であり、現地生産でまかなうという点は大きい。