2016年度グッドデザイン賞

センサー一体ストール小便器 U-A11AP


センサー一体ストール小便器 U-A11AP

製品概要

ユーザーの使いやすさと美しいデザインによって、トイレの快適性を永く保つ公共用の小便器です。ユーザーにとって使いやすい小便器とは何か?という原点に立ち戻り、使用者モニター評価・分析を徹底的に行い、必要とされるユーザビリティーの抽出・解決に努めました。ここで導き出された器具正面の「V字フォルム」によって、高いレベルの「一歩前に近寄りやすい」小便器が実現しました。このシンプルで美しいデザインは、建築に調和すると共に、近寄りやすいことで床への尿こぼしを劇的に減らし、凹凸のない滑らかなサーフェイスは床と器具のお掃除の手間を軽減します。結果、水資源節約に貢献しながら常に美しく快適なトイレ環境を創造します。


その他

ユーザー・社会に伝えたいこと モニターを通じて男性のパブリック小用のデリケートな心理、それを受け止める小便器に奥の深いモノを感じました。ユーザーの使用姿勢もその理由も様々で「密着して使う・絶対覗かれたくない」「遠く離れて使う・汚いから寄りたくない」「ベルトを外す・着衣を汚したくない」など。これら様々な使い方、心理に寄り添うための調査モニターとデザインにより、男性心理と使い方を受け止め得る、高いレベルの器具にまとめられました。


デザイナー

株式会社LIXIL 中島英博


審査委員の評価

2016年度グッドデザイン賞

天面をアーチ状に削り取ることで、手元が見やすくなり、使用者が一歩前に立つことを自然に促すということに説得力を感じた。また、このアーチが便器全体のフォルムに統一感を持たせているとも思う。センサーをスプレッダーに内蔵し、要素を減らす配慮や、壁掛け式として清掃性を考慮している点も評価したい。リップを低くすることで、大人用、子供用の区別なく、利便性を高めるとともに、空間をシンプルにまとめることができる。