INAXライブミュージアム ものづくり工房 ものづくり工房

17世紀イスファハーン“青地多彩鳥紋タイル”図案の想像
2011/9/28
文化活動への貢献

−クエルダセカ技法−


2011年7月13日公開した “イラン サファヴィー朝タイルの復原 −クエルダ・セカ技法”
 復原の過程はそれなりの満足感があり、「手法」「イメージ」についても復原できたと思っていた。
しかし、“日が経つにつれて” “復原品を見るたびに”・・・
*どんな使われ方をしていたのだろうか?
*全体としてどんな図案であったのだろうか?
・・・と、どんどんフラストレーションが溜まるような嫌な気分になってきた!!!



2011年7月13日 HP公開した “イラン サファヴィー朝タイル”と復原試作品


オリジナル
17世紀イスファハーン"青地多彩鳥紋タイル(INAXライブミュージアム世界のタイル博物館所蔵)"
復原試作品
復原試作品


 この嫌な気分は何か? 最大の要因は図案の一部しか見えないところに、もどかしさがある事に気付かされた。


1.試作方向検討
*どんな使われ方をしていたのだろうか?
 当時からタイル壁面の中に、「ある物語の場面」「風景」等を絵画のように額装仕立てにした例が多く見られる。 又、単独で額装したものも多い。

*全体としてどんな図案であったのだろうか?
 このことに対しては想像力を働かせ、タイル博物館が所蔵する本物のタイルを中心において図案構成とする事とした。



2.試作構想の決定
*単独額装仕立て9枚組(額装は同質タイルで制作する)
*タイルエッジ部分は7/13復元公開品よりも、自然な丸みを持たせる。



○製作タイル形状枚数

図案タイル形状

240×240×18(t) →9枚

額縁タイル形状

45mm×240mm×18t →12枚

45mm×45mm×18t →4枚




3.試作原図と試作品



想像原図


試作品 青地多彩鳥紋タイル9枚組




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