よみがえる典雅。近代日本の建築と街を飾った、やきもの 大正から昭和初期、新しい時代の建物は、「建築陶器」と呼ばれる、やきもの製のタイルとテラコッタで飾られました。日本を代表する、芸術性の高いテラコッタ・コレクションを展示します。

大正から昭和初期、新しい時代の建物が次々と建てられ、「建築陶器」と呼ばれるやきもの製のタイルとテラコッタがその外壁を飾りました。明治時代につくられた初期の作品から、1930年前後の全盛期に至る、日本を代表するテラコッタ・コレクションを展示し、華やかな一時代の姿を伝えます。

落ち着いた土壁に囲まれて、テラコッタ建築とその時代を感じていただける屋内エリアと、豊かな緑が覆う広場で、自然光のもとテラコッタを鑑賞していただける屋外エリア「テラコッタパーク」からなる展示施設です。

敷地面積  777平方メートル(うち、屋外展示エリア=テラコッタパーク=648平方メートル)

建築陶器のはじまり館

関東大震災(1923〈大正12〉年)を契機に、建築は明治以来の主流であった煉瓦造から鉄筋コンクリート造へと変わっていきます。その近代史の流れと、当時の建築の装飾を担ったテラコッタについて、背景にある出来事や社会情勢をひも解きながら解説しています。

タイルとテラコッタで装飾された、フランク・ロイド・ライト設計の「帝国ホテル旧本館」は、日本における鉄筋コンクリート造建築と建築陶器による装飾の時代のさきがけとなりました。ここでは、「帝国ホテル旧本館」の食堂の柱を中心に9物件のテラコッタを展示し、日本の近代建築が花開いた時代の息吹きや、人びとのものづくりへの熱意を伝えています。

テラコッタパーク

貴重なテラコッタを、本来の姿である、壁面に取り付けた状態でご覧いただけます。1937(昭和12)年に伊奈製陶(後のINAX)が制作した「横浜松坂屋本館」(鈴木禎次設計)のテラコッタを含め、13物件のテラコッタを当時の建築写真とともに芝生の広場に展示しています。

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