![]()
LIXIL出版の取り扱い書店におじゃましました。
![]()
今回は札幌大通り界隈に位置する本屋さん、ジュンク堂札幌店をご紹介します。現在、札幌駅周辺にはステラプレイスという駅ビルと大丸百貨店の中に三省堂、その隣に紀伊国屋書店がありますが、2005年に丸善が閉店した後は大通り界隈に専門書を取り扱う大型書店がなくなってしまい、少し寂しい時期が続きました。 ジュンク堂札幌店は2008年12月に地下鉄大通近くにオープンし、今年の冬で2年目を迎えます。お店の規模は、札幌の老舗百貨店丸井今井南館の地下2階から4階までの1,800坪と、札幌駅周辺の大型書店の規模をはるかにしのぐ品揃え。ジュンク堂書店は、今では北海道から沖縄まで、全国の専門書を必要とするお客様に親しまれているように、こちらのお店も徐々に札幌のお客様に認知され、地元の方々に頼られる本屋さんになってきているようです。 |
||||
こちらの店舗で特に注目していただきたいのは、地元北海道にまつわる本の圧倒的な品揃えです。地下2階のエスカレータ脇は「北海道の本」のコーナーとなっており、北海道の食材についての知識を深める『北海道フードマイスター』(札幌商工会議所)、『「十勝の食材」丸ごとクッキング』(ソーゴー印刷)などの食の本から、全国から注目されている旭山動物園の本、北海道の山岳ガイド、釣りガイドなどなど…。北海道の自然を紹介したアウトドアの書籍がずらりと並んでいます。地下2階だけでなく各フロアでも、それぞれ北海道を紹介する本がフィーチャーされています。 建築書では「北海道だってモダニズム建築」と題した棚が作られていました。『建築家の清廉 上遠野徹と北のモダニズム』(建築ジャーナル)、『田上義也と札幌モダン 若き建築家の交友の軌跡』(北海道新聞社)のほか、かつて北海道大学内に建てられていた校舎の模型や図面を収録した『北大の歴史的建築 図面と模型T〜W』、札幌の建築を楽しむ「札幌建築鑑賞会」の活動案内なども設置され、北海道開拓後の建築の歴史を垣間見ることができます。 |
||||
|
||||
そして、特にお薦めのコーナーとして教えてくださったのが、地下1階エスカレータ正面の「北海道の自然」の棚です。この棚には『モーリー』(北海道新聞社)、『faura』(北国からの贈り物)といった自然豊かな北海道を特集する雑誌はもちろんですが、斜里町立知床博物館の図録がほぼ全点揃っているのが最大の売りです。こちらの図録は、博物館の特別展に合わせて刊行される出版物で、シマリスやヒグマなどの動物からアイヌの暮らしや文化まで、様々な北海道の博物学を特集していて、表紙を見ているだけでも楽しくなってしまいます。中綴じ30〜40ページのハンディな作りですが、写真やイラスト、解説が大変充実しており、また1冊¥300〜¥500という価格設定も手伝って、自然科学コーナーの売れ筋商品となっています。また、「宇宙から見た知床」のポスターも隠れた人気商品です。このポスターは、アメリカの地球観測衛星ランドサットから撮影した写真を使用しており、青い海に浮かぶ緑豊かな北海道の輪郭が印象的なポスターでした。 |
||||
| 現在札幌は、地下鉄さっぽろ駅と大通駅までを地下歩道で結ぶ工事が進んでおり、開通すると雪が降っても札幌駅前から地下鉄に乗らずに大通りまで移動できてしまうのだそうです。本年度のうちには完成予定と聞いていますので、地下道直結のジュンク堂札幌店も、ますますアクセスが良くなるでしょう。大通りの一番店となることが楽しみな本屋さんです。 | ||||
| ジュンク堂書店 札幌店 〒 060-0061 北海道札幌市中央区南1条西 1-8-2 丸井今井南館 B2〜4F TEL:011-223-1911 FAX:011-223-1900 ジュンク堂書店URL:http://www.junkudo.co.jp/ |
||||
営業時間 10:00-21:00 |
||||
定休日:不定休 |