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LIXIL出版の最近の刊行書籍をご案内します。


建築の条件  「建築」なきあとの建築

単行本

建築の条件 「建築」なきあとの建築

著者:坂牛卓
建築はいつの時代も「建築家」と「クライアント」と「社会」の関係のうえに成り立ちますが、21世紀の建築は特に「社会」の比重が大きいと言われます。建築は社会がつくる。
建築は、応答せざるをえない他者からの直接的な要求だけではなく、間接的あるいは無意識的なレベルの条件に規定されていると坂牛は考え、現在に至る歴史を、人間に内在する問題系──「男女性」「視覚性」「主体性」「倫理性」──と、人間に外在する問題系──「消費性」「階級性」「グローバリゼーション」「アート」「ソーシャル」──から成る9つのテーマについて分析的に思考します。
また、社会的枠組み(ハビトゥス)をどのように「違反」して次の建築を生み出すか、建築家・坂本一成氏との対談も収録しています。


超絶記録!西山夘三のすまい採集帖

LIXIL BOOKLET/建築

超絶記録!西山夘三のすまい採集帖

執筆者:五十嵐太郎、西山勝夫、住田昌二、中林浩、海道清信
建築学者・建築家の西山夘三(うぞう)(1911-1994)は、すまいを科学的に研究したパイオニアであり、「食寝分離論」の提言者、そして戦後のDK型間取りの生みの親である。1940〜60年代に実施した住宅の徹底調査は日本のすまいが劇的に変化した時期の記録だ。入念なフィールドワークで採集した膨大な調査票、図版や写真類からは、夘三が漫画家志望だったことや驚異的な記録魔であったことが手に取るように分かる。その夘三らしさを存分にフィーチャーした西山すまい学が本書である。夘三が採集した町家、国民住宅、電車住宅など当時のすまい26項目や、自らを実験台にした西山家のすまい方の変遷を夘三の図版満載・絵解き式で展開する。漫画作品や極小文字で綴られた日記帳など夘三の多才さにも触れる一冊。


つくるガウディ

INAXミュージアムブック

つくるガウディ


著者:田中裕也、日置拓人、久住有生、白石普 、いしまるあきこ、;鳥居徳敏、丹下敏明、北川フラム


武田五一の建築標本−近代を語る材料とデザイン

LIXIL BOOKLET/建築

武田五一の建築標本−近代を語る材料とデザイン

執筆者:酒井一光、石田潤一郎
近代建築を牽引した建築家・武田五一(1872−1938)は、博物学者でもあった?! 国会議事堂の設計にも関わった五一は、自身の建築だけでなく、教育にも力を注いでいた。創設に携わった京都大学建築学部やデザインを教えた京都工芸繊維大学には、彼が中心となって収集した多岐にわたる建築素材や金物サンプル類が残されている。教育用として集められたものの、好奇心旺盛な五一の分類学的思考によって集められたそれらはまさに「建築標本」と呼ぶにふさわしい。建築家でありながら博物学者とも思わせる所以である。
本書では、本邦初公開となる資料を中心に約80点の「建築標本」をカラー図版で紹介。明治の幕開けとともに近代化が始まった日本の建築を象徴する多彩な材料を一望しながら、未来を見据えたコレクター・五一の世界観を垣間見る。彼の好奇心と関心が詰まった建築コレクションを初披露する。


構造・構築・建築  佐々木睦朗の構造ヴィジョン

単行本

構造・構築・建築 佐々木睦朗の構造ヴィジョン

著者:佐々木睦朗、難波和彦、他
《せんだいメディアテーク》《座・高円寺》(以上、伊東豊雄)《金沢21世紀美術館》(SANAA/妹島和世+西沢立衛)《札幌ドーム》(原広司)《東京ウェルズテクニカルセンター》(山本理顕)など、構造家として数々の現代建築の話題作に取り組んだ佐々木睦朗の作品と構造理論およびその軌跡を集成。磯崎新、伊東豊雄、黒川雅之、齋藤裕、陣内秀信、妹島和世+西沢立衛、富永譲、川口衞らによる「佐々木睦朗の構造世界をめぐるレクチャー」の詳細な記録と多数の図版によって、佐々木睦朗の構造ヴィジョンとその理論、その応用としての作品を解説・解読する。
巻頭に建築家難波和彦による書き下ろし「偶然を必然に変える意志---佐々木睦朗試論」を収録。


建築のポートレート

単行本

建築のポートレート

著者:香山壽夫
本書は、碩学の建築家・香山壽夫氏(東京大学名誉教授)による写真と文で、建築のエッセンスを鮮やかに捉える写文集です。
1964年の渡米以降、アメリカおよびヨーロッパの建築や都市をめぐって著者が撮影してきた無数の写真から、36点を厳選。撮影から数十年の時を経て、それぞれの写真にあらためて向きあい、文章が書き下ろされました。
建築家ならではの視点で撮られた写真、そして歴史的・文化的な広い視野のなか、親しみやすく確信に満ちた筆致で対象を描写した文章は、建築の専門家から一般の読者まで、多くの人を建築の奥深い魅力に引きこみ、新たな気づきをもたらすことでしょう。


ユートピアへのシークエンス  近代建築が予感する11の世界モデル

単行本

ユートピアへのシークエンス 近代建築が予感する11の世界モデル

著者:鈴木了二 /建築家。1944年生まれ。早稲田大学栄誉フェロー。早稲田大学大学院修了後、77年にfromnow建築計画事務所を設立。82年鈴木了二建築計画事務所に改称。73年より自身の作品を「物質試行」としてナンバリングし、建築はもとより、絵画、彫刻、インスタレーション、書籍、映像などの多領域にわたる「物質試行」は現在57を数える。「物質試行37 佐木島プロジェクト」で日本建築学会作品賞を受賞。また2005年には「物質試行47 金刀比羅宮プロジェクト」で村野藤吾賞、日本藝術院賞を受賞。主な著書に『寝そべる建築』(みすず書房、2014)、『建築零年』(筑摩書房、2001)など。


南極建築 1957-2016

LIXIL BOOKLET/建築

南極建築 1957-2016


極寒と強風の地、南極。過酷な環境下で観測隊の暮らしを支える建築物はどのようにつくられてきたのか。 本書では、日本初のプレファブ建築が誕生した第一次観測隊の1957年から現代の2016年までを5期に分け、観測船の代替わりと重なるエポックメイキング的な建築物の変遷を追う。モリナガ・ヨウの緻密なディテール描写で基地を図解する大画面イラストを目玉にした図版構成。さらに論考で、スノードリフト対策や実体験から得たノウハウなどを専門家、元越冬隊長らが披露する。10か所以上の海外基地も図版・解説付きで紹介する。各国の工夫とデザインが見どころ。建築と住環境に特化した(およそ?)初の南極本となる。


現代建築家コンセプト・シリーズ23 長坂常 | 常に思っていること

現代建築家コンセプト・シリーズ

現代建築家コンセプト・シリーズ23 長坂常 | 常に思っていること


現在、都内のさまざまなショップ空間を手がけ、建築誌のみならずライフスタイル誌やカルチャー誌でも紹介されることの多い、長坂常率いるスキーマ建築計画。《Blue Bottle Coffee》や《TODAY'S SPECIAL》などのカフェやショップ、住宅やギャラリーのリノベーション作品、新築住宅や家具、展覧会会場構成など、さまざまなジャンルで設計を楽しみ、空間に求められるフォーマットや既成の空間のつくり方を軽々と更新しています。そして今後の海外での活躍に多くの人が注目しています。 本書では、7人の寄稿者(クライアントや協働者など)による「長坂常について思っていること」(寄稿、インタヴュー、往復書間)と、長坂が「常に思っていること」を、それぞれの作品や体験をめぐって掛け合わせ、構成することで、建築家・長坂常と長坂の建築に対する思いを立体的にみていきます。 作品のあり方と同様、本書でもいろいろな人や物事の声を聞いてさまざまな考えをめぐらせる長坂が、これからどのような作品がつくっていくのか。そんな未来の想像も楽しくなる一冊です。


建築家・坂本一成の世界

建築作品集

建築家・坂本一成の世界

著者:坂本一成・長島明夫
建築家・坂本一成の50年におよぶ仕事を網羅した作品集の決定版。 この作品集では、写真や図面などの豊富なヴィジュアル要素に加え、個々の建築に寄り添う細密な解説、そして様々な時代における坂本自身の言葉や他者の批評を断片として散りばめることで、坂本の建築の実像を浮かび上がらせようとしています。 坂本の建築は一つの視点の写真だけで表せるものではありません。 その建築のあらゆる部分は、他の部分、あるいは全体、さらには敷地を超えた世界と響きあうなかで成り立っています。 様々に異なる要素が多様な関係を持ちながら共存する、それこそが坂本一成の建築的世界だと言えるでしょう。 本書の構成は、そんな坂本の建築の在り方と呼応しています。 巻頭・巻末には、名作《House SA》《宇土市立網津小学校》の今の日常の姿をみずみずしく撮り下ろした写真を掲載。未完の作品も含む全作品歴、メディア掲載歴も完備した、坂本一成の建築を知るには必携の一冊です。


WASHI    紙のみぞ知る用と美

LIXIL BOOKLET/生活文化

WASHI 紙のみぞ知る用と美


お椀も箪笥も着物も、みんな和紙でできていた!? 明治に入るまで和紙は、農閑期に庶民が漉く手軽な素材であり、様々に代用可能な優れた生活用材だった。 本書では、木、布、皮などに擬態した変幻自在な紙製品、約70点を「衣」「食」「住」「遊」の生活場面からカラー図版で紹介。和紙文化が栄えた江戸時代から昭和初期にかけ丹精を込めて生み出された逸品を披露する。巻頭では繊維の不思議を解き明かし、巻末で未来に繋がる和紙の素材力と魅力を語る。さまざまな造形を生んだ和紙の可能性をみつめた一冊。


TOKYOインテリアツアー

単行本

TOKYOインテリアツアー

著者:浅子佳英、安藤僚子
東京のインテリアデザインと都市との関係をあきらかにする考現学的ガイドブック。 銀座、丸の内、原宿、中目黒など9つのエリアを対象に97のインテリアをイラストとテキストで紹介します。 本書に掲載されたショップやカフェ、ギャラリースペースなど、誰もが体感できるインテリアを眺めてみると、 めまぐるしく変わるインテリアの集積として立ち上がる東京の姿が浮かび上がってくるでしょう。 これまで詳細なリサーチのなかったインテリアデザインを鑑賞・分析の対象として見せ、都市遊歩の魅力を刷新する1冊です。


水屋・水塚 -水防の知恵と住まい-

LIXIL BOOKLET/建築

水屋・水塚 -水防の知恵と住まい-


かつて頻繁に洪水に見舞われた地域には、そこに住む人々の知恵から生まれた水防建築がある。 本書では、日本大学理工学部畔柳研究室で約15年にも及ぶ調査研究を土台に、洪水多発地域に見られる身を守るための10種類の建築構造物類を、撮下し図版とインタビュー文章で紹介する。人間サイズを超える堤防が造築される昨今、個人や小さな共同体でつくられた水防建築類の今日的意味合いを巻末の論考で語る。川とともにある暮らしにはその動きを柔軟に受け入れる文化があり、その姿は地域のプロフィールとなって美しく印象づける。


炎を操る 刀・やきもの・ガラス ‐1050度、美の誕生

INAXミュージアムブック

炎を操る 刀・やきもの・ガラス ‐1050度、美の誕生


人類は、自在に「火」を熾す方法を身につけ、その熱で物の性質を変え、新たなものを生み出してきました。 その一つ、「土器」は、貯蔵容器や煮炊きの道具となり、液体を運ぶことを可能にしましたが、現在のような固く水が浸透しない器に進化するには数千年の時間を要しました。 なぜなら、原始的な焼成方法では、土が熔け、化学変化を起こす1000度以上の高火度の炎を安定して得ることが難しかったからです。そこで人は、高火度を得るために、炎のまわりに囲いを築き熱をこもらせ、風を立てて酸素を送り、温度を上げる方法を発見し、技術として発展させました。それらが数千年という時間をかけて形になったのが、「窯」「煙道・煙突」そして「鞴(ふいご)」です。 これらの技術により、炎は1050〜1400度に達し、固く焼しめられた陶磁器や刀剣、ガラスが誕生しました。 さらに炎を操る術が進化すると、用を満たすだけでなく、より美しいものへと変貌していきます。高温がくぐり抜けたものだけが持つ力と美、その誕生の術を追います。


現代建築家コンセプト・シリーズ22 島田陽|日常の設計の日常

現代建築家コンセプト・シリーズ

現代建築家コンセプト・シリーズ22 島田陽|日常の設計の日常

著者:島田陽 / 72年生まれ、神戸を拠点にタトアーキテクツを主宰する島田陽が手掛けてきた住宅は、住む人やその周囲の人の認識を刺激し、新鮮な発見を促す多義性に満ちています。シンプルな多様性、動的な抽象性、他律的な自律性、大きなディテール、新築の廃墟、家具の階段……。あれとこれがここで出会うと、豊かな変化をもった住居ができ、能動的で発見的な暮らしが営まれる契機となる。本書は、島田の日記につづられたテキストや、海外クライアントからの声援もおりこみながら、ひとつの気づきが、別の場所にある小さな気づきと出会い、やがて住居設計のコンセプトが形をあらわす、島田の設計手法にせまります。バイリンガル。

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