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LIXIL出版の最近の刊行書籍をご案内します。


みんなの家、その先へ   HOME–FOR-ALL and Beyond

単行本

みんなの家、その先へ HOME–FOR-ALL and Beyond

伊東豊雄 編
東日本大震災をきっかけに始まったプロジェクト、みんなの家。伊東豊雄、山本理顕など建築家有志によって始まった本プロジェクトは、活動をつづけるなかで、2016年の熊本地震でも大きな成果を残した。 みんなの家は、みんなで一緒に考え一緒につくる、人と人の心のつながりを回復する、生きるエネルギーを育む、という三つのテーマのもと、家を失った人々が集い、暖をとり、飲み、食べ、語り合う場として、今日までに、東北地方では16棟、熊本地方では2棟+84棟が完成し、今なおつくり続けられている。これらすでに誕生しているみんなの家の、それぞれに置かれている状況の違いも含め、みんなの家とはいったい何であるのか、さらにみんなの家に携わってきた建築家の仕事を通じ、建築とはいったいどういう仕事なのかということを、改めて考えるための一冊である。


天然黒ぐろ―鉄と炭素のものがたり

INAXミュージアムブック

天然黒ぐろ―鉄と炭素のものがたり


黒塗りの車、黒の礼服。黒は力強さや権威を象徴する色です。何も見えない真っ暗な様を「漆黒の闇」と表すように、黒は不吉な負のイメージも備えています。一方で現代の暮らしのなかでは、黒の衣服や道具類はシックなイメージを与えます。さらに金や赤と組み合わせた黒は、華やかさを強調する役割を果たしていきます。 人類は古くからモノを「黒く見せたい」と考えたとき使ってきた黒色の素が煤(炭素)、鉄(酸化鉄や鉄イオン)です。これらの「黒」は、紫外線に強く、時の経過による退色も少ないため、縄文時代から現在に至るまで黒の素として主流であり続けています。 この本では、暮らしのなかで愛されてきた「黒」と、その色素となる、炭素と鉄に焦点を当てます。1万年以上の歴史をもつ、やきもの、漆、染織、墨、絵具など、これらを「より黒く」するためどのような試みを続けてきたでしょうか。単純にして容易ではない、「真っ黒」にする術。黒に挑むつくり手の思いや技を見ながら、それぞれの多様な「黒さ」を見ていきます。


ニッポン貝人列伝  −時代をつくった貝コレクション−

LIXIL BOOKLET/自然科学

ニッポン貝人列伝 −時代をつくった貝コレクション−

執筆者:奥谷喬司、石本君代
黒潮と親潮の流れによって世界的に豊かな貝分布が見られる日本。この貝大国で近代貝類学の黎明期を築いた伝説の貝人10人と彼らの熱意と情熱の結晶である貝コレクションに出会える本書。貝類学、とくに分類学は、コレクターと研究者が車の両輪となって発展する。マニアックな陸貝(かたつむりなど)の世界を探求する研究者、一方国内外、美麗から微小まで追い求めるコレクター。どちらの世界も覗くことができる今までにない貝の本となる。


実況・近代建築史講義

単行本

実況・近代建築史講義

著者:中谷礼仁
広義の意味で、近代(Modern)はルネサンスから始まった。そのように見ないと、20世紀以降のモダニズム建築の本質はうまく捉えることができない。本講義は大きく3部に分かれる。第1部は西洋を舞台に、近代の発祥の源泉となったルネサンスから産業革命まで、第2部は20世紀に確立したモダニズム建築の誕生と発展を概観する。第3部は日本に舞台を移し、江戸時代における近代的萌芽の事例から始まり、明治、大正、昭和、平成まで、日本近代の建築ならびにその達成を担った建築家たちにどのような問題が課せられていたのか、そしてどのような作品が生まれたのかを紹介する。近代建築家の生没年年表付き。


現代建築家コンセプト・シリーズ24  403architecture[dajiba] 建築で思考し、都市でつくる

現代建築家コンセプト・シリーズ

現代建築家コンセプト・シリーズ24 403architecture[dajiba] 建築で思考し、都市でつくる

著者:403architecture[dajiba]
21世紀に入って経済成長の神話が崩れ、都市回帰と地域再生の動きが同時に進み、建築が大きな転換点を迎えるなか、403architecture [dajiba]は2011年に静岡県浜松市を拠点に活動をスタートし、約6年の間に50のプロジェクトを完成させてきた。彼らは、敷地やプログラム、クライアントが異なるそれぞれのプロジェクトのなかに「材料転用」「既存応用」「慣習ずれ」「新旧混成」「等価空間」「単位反復」という性格を見出し、新たな建築的価値を浮かび上がらせる。これら6つの「タグ」は、これからの建築が求める複層的な価値観を示すとともに、建築という創造の歴史との豊かな接続を物語っている。 本書では、6つのタグによる作品分析、6つのタグの歴史的解釈を行なうとともに、イギリスの建築家集団「Assemble」とのメール対談では、建築活動の世紀的な転回を語りあう。建築はこれからどのような意思とともにあるべきか。ここにひとつのモデルが示される。


織物以前 タパとフェルト

LIXIL BOOKLET/生活文化

織物以前 タパとフェルト

執筆者:福本繁樹、長野五郎、坂本勇
タパとフェルト −織物へと技術が進化する以前から伝わる原初の布は、身近にある素材と単純な行為によって生み出された。南太平洋の島々に伝わるタパは、成長の早い植物の樹皮を打ち延ばして作られる。一方、フェルトは、縮絨性のある羊毛を圧縮した布で、ユーラシアの遊牧民たちの中で生まれた。衣だけでなく儀式、結界、インテリア等の用途を持つこれらは、どちらも大胆さと繊細さが絡み合う意匠や風合いに原初の布ならではの力強さがある。 本書では、貴重な古写真から原初の布の風景を巻頭グラビアに、タパ研究の第一人者、福本繁樹氏による南太平洋のタパ紀行と東西アジアでフィールド調査を行った長野五郎氏によるフェルト紀行を図版展開。布の技術の広がりや機への発展なども考察しながら、装飾や衣文化の原点に立ち返る


都市は人なり―― 「Sukurappu ando Birudoプロジェクト」全記録

単行本

都市は人なり―― 「Sukurappu ando Birudoプロジェクト」全記録

著者:Chim↑Pom
スーパーラット》で渋谷の路上からデビューし、《BLACK OF DETH》、《Don't Follow the Wind》など、都市に介入する手法を次々と作品化し話題をさらうアーティスト集団Chim↑Pomが、東京の「スクラップ&ビルド」をテーマに、新たなプロジェクトを始動した。
本書は、歌舞伎町の取り壊し直前の振興組合ビルで行われた展覧会+イベント「また明日も観てくれるかな?」から、高円寺のキタコレビルの地下に歌舞伎町のビルの瓦礫を埋め、建築家・周防貴之との協働により、そのうえに道(公共圏)を通すまでの一連の活動「Sukurappu ando Birudoプロジェクト」の全記録である。都市を舞台に活動してきたChim↑Pomが、その活動によって都市の姿を更新していく過程を、膨大な記録写真と関係者の証言で克明に写し取る。しかしこのプロジェクトは本書で完結していない。その最終形は、東京の再開発にゆだねられているのである。


建築の条件  「建築」なきあとの建築

単行本

建築の条件 「建築」なきあとの建築

著者:坂牛卓
建築はいつの時代も「建築家」と「クライアント」と「社会」の関係のうえに成り立ちますが、21世紀の建築は特に「社会」の比重が大きいと言われます。建築は社会がつくる。
建築は、応答せざるをえない他者からの直接的な要求だけではなく、間接的あるいは無意識的なレベルの条件に規定されていると坂牛は考え、現在に至る歴史を、人間に内在する問題系──「男女性」「視覚性」「主体性」「倫理性」──と、人間に外在する問題系──「消費性」「階級性」「グローバリゼーション」「アート」「ソーシャル」──から成る9つのテーマについて分析的に思考します。
また、社会的枠組み(ハビトゥス)をどのように「違反」して次の建築を生み出すか、建築家・坂本一成氏との対談も収録しています。


超絶記録!西山夘三のすまい採集帖

LIXIL BOOKLET/建築

超絶記録!西山夘三のすまい採集帖

執筆者:五十嵐太郎、西山勝夫、住田昌二、中林浩、海道清信
建築学者・建築家の西山夘三(うぞう)(1911-1994)は、すまいを科学的に研究したパイオニアであり、「食寝分離論」の提言者、そして戦後のDK型間取りの生みの親である。1940〜60年代に実施した住宅の徹底調査は日本のすまいが劇的に変化した時期の記録だ。入念なフィールドワークで採集した膨大な調査票、図版や写真類からは、夘三が漫画家志望だったことや驚異的な記録魔であったことが手に取るように分かる。その夘三らしさを存分にフィーチャーした西山すまい学が本書である。夘三が採集した町家、国民住宅、電車住宅など当時のすまい26項目や、自らを実験台にした西山家のすまい方の変遷を夘三の図版満載・絵解き式で展開する。漫画作品や極小文字で綴られた日記帳など夘三の多才さにも触れる一冊。


つくるガウディ

INAXミュージアムブック

つくるガウディ


ガウディ建築の魅力を「つくる」という視点から解剖した2冊セット本(コデックス装、ケース入り) 。
INAXライブミュージアムで開催した展覧会『つくるガウディ』にあわせて制作したもの。
ガウディ建築の実測図面、同展にてガウディへのオマージュを空間作品として公開制作したプロジェクト及び作品の全記録、そして研究者の考察により、ガウディの発想の源から実際の現場に至る、「つくる」体験を喚起する様々なきっかけをまとめた。


武田五一の建築標本−近代を語る材料とデザイン

LIXIL BOOKLET/建築

武田五一の建築標本−近代を語る材料とデザイン

執筆者:酒井一光、石田潤一郎
近代建築を牽引した建築家・武田五一(1872−1938)は、博物学者でもあった?! 国会議事堂の設計にも関わった五一は、自身の建築だけでなく、教育にも力を注いでいた。創設に携わった京都大学建築学部やデザインを教えた京都工芸繊維大学には、彼が中心となって収集した多岐にわたる建築素材や金物サンプル類が残されている。教育用として集められたものの、好奇心旺盛な五一の分類学的思考によって集められたそれらはまさに「建築標本」と呼ぶにふさわしい。建築家でありながら博物学者とも思わせる所以である。
本書では、本邦初公開となる資料を中心に約80点の「建築標本」をカラー図版で紹介。明治の幕開けとともに近代化が始まった日本の建築を象徴する多彩な材料を一望しながら、未来を見据えたコレクター・五一の世界観を垣間見る。彼の好奇心と関心が詰まった建築コレクションを初披露する。


構造・構築・建築  佐々木睦朗の構造ヴィジョン

単行本

構造・構築・建築 佐々木睦朗の構造ヴィジョン

著者:佐々木睦朗、難波和彦、他
《せんだいメディアテーク》《座・高円寺》(以上、伊東豊雄)《金沢21世紀美術館》(SANAA/妹島和世+西沢立衛)《札幌ドーム》(原広司)《東京ウェルズテクニカルセンター》(山本理顕)など、構造家として数々の現代建築の話題作に取り組んだ佐々木睦朗の作品と構造理論およびその軌跡を集成。磯崎新、伊東豊雄、黒川雅之、齋藤裕、陣内秀信、妹島和世+西沢立衛、富永譲、川口衞らによる「佐々木睦朗の構造世界をめぐるレクチャー」の詳細な記録と多数の図版によって、佐々木睦朗の構造ヴィジョンとその理論、その応用としての作品を解説・解読する。
巻頭に建築家難波和彦による書き下ろし「偶然を必然に変える意志---佐々木睦朗試論」を収録。


建築のポートレート

単行本

建築のポートレート

著者:香山壽夫
本書は、碩学の建築家・香山壽夫氏(東京大学名誉教授)による写真と文で、建築のエッセンスを鮮やかに捉える写文集です。
1964年の渡米以降、アメリカおよびヨーロッパの建築や都市をめぐって著者が撮影してきた無数の写真から、36点を厳選。撮影から数十年の時を経て、それぞれの写真にあらためて向きあい、文章が書き下ろされました。
建築家ならではの視点で撮られた写真、そして歴史的・文化的な広い視野のなか、親しみやすく確信に満ちた筆致で対象を描写した文章は、建築の専門家から一般の読者まで、多くの人を建築の奥深い魅力に引きこみ、新たな気づきをもたらすことでしょう。


ユートピアへのシークエンス  近代建築が予感する11の世界モデル

単行本

ユートピアへのシークエンス 近代建築が予感する11の世界モデル

著者:鈴木了二 /建築家。1944年生まれ。早稲田大学栄誉フェロー。早稲田大学大学院修了後、77年にfromnow建築計画事務所を設立。82年鈴木了二建築計画事務所に改称。73年より自身の作品を「物質試行」としてナンバリングし、建築はもとより、絵画、彫刻、インスタレーション、書籍、映像などの多領域にわたる「物質試行」は現在57を数える。「物質試行37 佐木島プロジェクト」で日本建築学会作品賞を受賞。また2005年には「物質試行47 金刀比羅宮プロジェクト」で村野藤吾賞、日本藝術院賞を受賞。主な著書に『寝そべる建築』(みすず書房、2014)、『建築零年』(筑摩書房、2001)など。


南極建築 1957-2016

LIXIL BOOKLET/建築

南極建築 1957-2016


極寒と強風の地、南極。過酷な環境下で観測隊の暮らしを支える建築物はどのようにつくられてきたのか。 本書では、日本初のプレファブ建築が誕生した第一次観測隊の1957年から現代の2016年までを5期に分け、観測船の代替わりと重なるエポックメイキング的な建築物の変遷を追う。モリナガ・ヨウの緻密なディテール描写で基地を図解する大画面イラストを目玉にした図版構成。さらに論考で、スノードリフト対策や実体験から得たノウハウなどを専門家、元越冬隊長らが披露する。10か所以上の海外基地も図版・解説付きで紹介する。各国の工夫とデザインが見どころ。建築と住環境に特化した(およそ?)初の南極本となる。

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