INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館 INAX TILE MUSEUM

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世界のタイル事典 no.12  『吾妻焼から和製ヴィクトリアン・タイルへ』

no.11に引き続き、明治時代につくられた日本のタイルをご紹介します。
明治維新後、産業の近代化が進む中で登場したタイルが「吾妻焼」です。
日本の近代窯業の育ての親と言われるドイツ人化学者、ゴットフリード・ワグネル博士によって考案され、日本で初めて、水圧による半乾式圧搾成形法でつくられました。
明治20年には「旭焼」と改称し、日本画の画調を反映する絵付けを追求。ワグネル逝去後は、ワグネルから原料の調合、製造技術、窯業技術を学んだ弟子たちが試行錯誤を繰り返し、ヴィクトリアン・タイル調の意匠を模した「和製ヴィクトリアン・タイル」を完成させます。このタイルは、明治末から大正初期にかけて、多くの西洋建築のインテリアや銭湯の壁面などを飾りました。
写真は、吾妻焼です。この時期には狩野派の画家たちが絵付けをしていたと言われています。

[INAX REPORT No.189 より転載] ■掲載誌面PDFをダウンロード pdf_icon_s.gif

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