INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館 INAX TILE MUSEUM

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企画展(1階 企画展示室:入場券必要)

『タイルの幾何学 - 秩序と無限の模様』
The Geometry of Tiles - Orderly and Infinite Pattern

2016年4月16日(土)〜8月31日(水)
ニュースリリースは⇒こちら



チラシ

ヴィクトリアン 銅版転写タイル(イギリス、19世紀)

チラシはこちらから⇒ダウンロード pdf_icon_s.gif PDF 964KB



タイルの模様の基礎になった幾何学
幾何学は、古代エジプトや古代ギリシアで研究され、体系化されます。イスラームの世界にもその知識が伝わり、広がっていきます。偶像崇拝が禁止されているイスラーム教では、モスクなどの宗教的な建物の壁面を装飾するモチーフとして、植物文様や文字文様とともに幾何学模様が用いられました。
コンパスと定規で作図された設計図をもとに、さまざまな形にカットされ、組み合わされたモザイクタイルが壁や天井までに複雑な幾何学模様を描き、八芒星形と十字形のタイルが壁を装飾しました。これらは、数学を根底にした秩序と、反復性や連続性から無限の広がりを感じさせるデザインになっています。


カットワークモザイク(モロッコ、20世紀)

クエンカタイル(スペイン、15世紀)


イスラームのタイルの制作技法や幾何学模様を基調としたデザインが、ヨーロッパへ伝わり、さらに技法が改良され、時代や文化を採りこんだ独自のデザインが編み出されます。これらのタイルには、幾何学模様そのものが、あるいは、幾何学模様と組み合された草花などの文様が、連続して張られることを意識したデザインとして採り入れられ、リズミカルで優美な空間を生みだしています。


ヴィクトリアン 銅版転写タイル(イギリス、19世紀)

瀬戸本業敷瓦(愛知県、明治中〜後期)


本展では、幾何学模様を織りなすタイル1枚1枚に深い表情があり、何枚も連続し、組み合わせることで編み出される装飾の面白さをご体感ください。

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会場写真1
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会場写真2

Geometry of the basic design on tiles
Geometry was studied and systematized in ancient Egypt and Greece. That knowledge was then transmitted and spread throughout the Muslim world. In idolatry-prohibiting Islam, geometrical patterns were used together with patterns of plants and written characters as motifs for decorating the walls of religious buildings. All manner of shapes were cut out based on plans drawn with compasses and rulers, and combinations of mosaic tiles were applied to walls and even ceilings in complex geometrical patterns, while tiles in eight-pointed-star shapes and cross shapes were used to decorate wall surfaces. The effect of these designs is to create both a sense of mathematical order, and from their repetition and continuity, the expansiveness of infinity.
The production techniques and geometrical pattern-based designs of Islamic tile were transmitted to Europe, where the techniques were further refined and original designs were developed that expressed aspects of the age and culture. Incorporating both solely geometrical patterns, and flower and plant patterns combined with geometrical patterns, the designs of these tiles were produced with an awareness of their being laid out in series, and the space they create is at once rhythmical and elegant.
This exhibition presents the deep expressions of each individual tile’s tapestry of geometrical patterns. We invite you to experience the fascination of devising decorations by arranging sequences and combinations of multiple tiles.


会 期 2016年4月16日(土)〜8月31日(水)
会 場 「世界のタイル博物館」企画展示室
開館時間 10:00am 〜 5:00pm
(入場は4:30pmまで)
休館日 第3水曜日
入 場 共通入館券が必要
関連ワークショップ 2016年7月31日(日)13:00-15:00
『夏のマンダラ幾何学画を作ろう』 詳細は⇒こちら

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会場写真3
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会場写真4

企画:INAXライブミュージアム企画委員会
展示デザイン:株式会社ゼロファーストデザイン



「日本のタイルの幾何学模様」の展示では、明治期に生産された「瀬戸本業敷瓦」の他、建替工事中の「ホテルオークラ東京 旧本館」から入手いたしました、日本古来の文様である「鱗文(うろこもん)」を採りいれた庇部分の金色正三角形タイルや大宴会場「平安の間」の壁面に使用された7種の特殊面状三角形タイルも展示いたします。


玄関庇 金色三角タイル

”平安の間” 特殊面状三角タイル(Y字)


鱗文





■関連冊子
INAXライブミュージアムが発行しています季刊誌「News Letter」。
4月末発刊の39号にて、本企画展関連の特集を掲載します。
本展をご観覧の際には、お目を通していただき、合わせてお楽しみください。
※季刊誌 39号の特集ページの紹介は⇒こちら



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