INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館 INAX TILE MUSEUM

博物館概要
常設展
展覧会のご案内
企画展一覧
やきもの新感覚シリーズ一覧
展覧会一覧
研究レポート
タイル・れんがの豆知識

展覧会のご案内


企画展(1階 企画展示室:入場券必要)

ラスター彩タイル―天地水土(てんちみずつち)の輝き
Luster-Painted Tiles―Glow of a Philosophy of Nature and the Universe

2013年9月7日(土)〜2014年2月16日(日)
■ニュースリリースはこちら⇒

一枚のタイルに込められた、イスラームの宇宙
幾何学文様、文字文様、植物文様




会 期 2013年9月7日(土)〜2014年2月16日(日)
会 場

「世界のタイル博物館」企画展示室、2階特設会場

開館時間 10:00am 〜 5:00pm
(入場は4:30pmまで)
休館日 第3水曜日、12月26日〜2014年1月4日
入 場 共通入館券が必要

企画:INAXライブミュージアム企画委員会
監修:桝屋友子[東京大学 東洋文化研究所教授]
協力:株式会社幸兵衛窯、岐阜県現代陶芸美術館
展示デザイン:株式会社ゼロファーストデザイン


【関連セミナー】

「イスラーム美術とラスター彩タイルの魅力」 ※募集締めきりました

講師

桝屋友子 [ますや・ともこ]
東京大学 東洋文化研究所教授。長崎県に生まれる。
東京大学大学院人文科学研究科美術史学専門課程(当時)修士課程終了、
ニューヨーク大学大学院美術研究所博士号取得。専門はイスラーム美術史学。

日時

2013年11月16日(土) 4:00pm 〜 5:30pm

定員

40 名、聴講無料


「ラスター彩陶をつくる」

講師

七代 加藤幸兵衛 [かとう・こうべい]
陶芸家、公益社団法人 日本新工芸家連盟顧問。
父は人間国宝の加藤卓男。岐阜県に生まれる。京都市立美術大学卒業。
造形的な作品で日展特選など多数受賞。加藤卓男のペルシア陶技を継承。
2013年7月、イラン国立博物館にて「大ラスター彩展」を開催。

日時

2014年1月18日(土) 5:00pm 〜 6:30pm

定員

70名、聴講無料

懇親会

講演会終了後に開催(参加費1,000円)


★申込方法★
FAX かメールにてお申込みください。
FAX/0569-34-8283  E-mail/event.ilm@lixil.co.jp
「桝屋友子セミナー聴講希望」「七代加藤幸兵衛セミナー聴講希望」「懇親会参加希望」と明記のうえ、「氏名、電話番号、参加人数」を記載ください。定員になり次第締め切ります。
※キャンセルされる場合は、必ずご連絡ください。お問合せ:0569-34-8282


イラン、14世紀

イラン、13世紀

イラン、13-14世紀


ラスター彩のタイルが、特別な空間をつくる

イスラーム地域の真っ暗な霊廟のなかに、光が差すとキラリと反射するタイルがありました。 英語で「輝き」を意味する言葉が装飾の名前になっているラスター彩。輝くタイルは、この特別な空間の壁に張られたと言われています。
金や銀とは違う、この光り輝くやきものは、9世紀、アッバース朝の時代のイラクで始まりました。器やタイルがつくられ、表面には幾何学や文字、そして植物の輝く文様で描かれています。

luster_vase.jpg
ラスター彩壷、スペイン18-19世紀
luster6.jpg
ド・モーガンのラスタータイル、19世紀末


日本のやきものとは色も形も文様も異なるため、これまで親しみの少なかったラスター彩のタイル。しかしこの一枚のタイルには、イスラーム美術の特徴が体現され、さらにはイスラームの世界観が反映されています。たとえば、幾何学の文様や形は、偶像崇拝が禁じられた宗教施設において人物や動物を描くことができなかったために、 幾何学文様が神の創造する世界として捉えられ、高度に発展しました。
本展では、世界のタイル博物館のコレクションを中心に、ラスター彩のタイルが使われた空間の効果を再現しながら、その魅力の源泉を探ります。1枚のタイルがイスラーム美術をより身近なものにし、何かを感じ取っていただければ幸いです。

luster_vase.jpg
1階展示会場
luster6.jpg
1階展示会場

ラスター彩は、のちにスペイン、イタリア、イギリスに伝播し、20世紀には日本でもつくられました。2階の特設会場では、日本におけるラスター彩復元の第一人者であり、ペルシア陶器、正倉院三彩※1の復元など多大な功績を遺した、重要無形文化財保持者(人間国宝)故・加藤卓男氏と、氏の子息で、ペルシャ陶技を継承する陶芸家 七代 加藤幸兵衛氏のラスター彩の作品を特別展示※2します。
ぜひ足をお運びください。

luster_vase.jpg
2階特設会場
luster6.jpg
加藤卓男、ラスター彩芥子文四方水差(高さ18.0cm×幅18.8cm×奥行18.5cm)、1977(昭和52)年
幸兵衛窯蔵、撮影:林達雄

※1:「三彩」とは、素地に直接、緑・茶・白・藍などの釉(うわぐすり)をかけて焼いた陶器。唐代の中国で盛んにつくられたものを「唐三彩」と呼び、唐三彩の影響を受けて日本でつくられたものを「奈良三彩」と呼ぶ。奈良三彩のなかでも、正倉院に伝わる優れた作品を「正倉院三彩」と呼ぶ。
※2:加藤幸兵衛氏の作品は、2014年1月18日〜2月16日の期間のみ展示。

【展示概要】
■1階企画展示室
「世界のタイル博物館」コレクションより
・ラスター彩タイル 27点 ※イギリスやスペインでつくられたラスター彩タイルも展示します。
・ラスター彩陶器  3点
霊廟をイメージしたゾーンでは、ラスター彩タイル独特の輝きによる光の効果を体感いただけます。
■2階特設会場
・加藤卓男作品 3点
 ラスター彩芥子文四方水指
 ラスター彩樹下人物文鉢
 ラスター彩花鳥文輪花鉢
・加藤幸兵衛作品 3点 ※2014年1月18(土)−2月16日(日)のみ展示
 ラスター彩日輪草文方壷
 ラスター彩姑姫文鳳首瓶
 ラスター彩騎馬人物文大皿

Luster-Painted Tiles―Glow of a Philosophy of Nature and the Universe

Long ago in the lands of Islam, in the absolute darkness of a mausoleum, there was a tile that gleamed like fire whenever light entered the tomb. Called “lusterware” in English, these iridescent tiles were employed on the walls of the mausoleum, it is said, as a place having special meaning Because they differ so much in color, form, and pattern from Japanese ceramics, Luster-Painted tiles are little known in Japan. This one tile, however, embodies the characteristics of Islamic Art and, furthermore, reflects the Islamic view of the cosmos. Consider, for instance, its geometric patterns and forms. In religious buildings where the worship of icons was forbidden, people were not allowed to depict the figures of people or animals. Geometric patterns therefore came to represent the world created by God, and were carried to high refinement as an art form. Lusterware later spread to Spain, Italy, and England, and in the 20th century reached Japan. Foremost works of Japanese lusterware will also be displayed. We invite you to experience the iridescent world of luster tiles.



【関連小冊子販売のご案内】

ラスター彩タイル―天地水土の輝き』

《図版構成》2013年9月7日発売
オールカラー総22ページ、210×210mm、中綴じ
ポストカード2枚つき、定価(税込み) 800円

世界のタイル博物館のラスター彩タイルのコレクションを紹介。ラスター彩の歴史的な背景や、タイルの特殊な使われ方、そして一点一点のなかに描かれた文字や文様の意味を読み解きます。これまで馴染みの薄かったラスター彩がぐっと身近になる一冊。

主な内容
●ラスター彩とイスラームの美術--------桝屋友子
 イスラームの美術とは
 輝くやきもの誕生
 イスラーム建築とラスター彩タイル
 タイル装飾プログラム——張り方の仕組み
●タイルカタログ
 フリーズ・タイル
 ミフラーブ・タイル+墓標タイル
 腰羽目タイル(ラスター一色、白い銘文地、青い銘文地、押し浮彫)
●ヨーロッパへの拡がり
●ラスター彩を愛した日本人
 三上次男、山本正夫、加藤卓男



ページの先頭へ

LIXIL Link to Good Living

Copyright © LIXIL Corporation. All rights reserved.