INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館 INAX TILE MUSEUM

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やきもの新感覚シリーズ(1階 企画展示室:入場無料)

第89回 北村 信樹 展 ―陶 痕跡の景
2011年7月9日(土)〜7月31日(日)

「やきもの新感覚シリーズ」7月の作家は、京都で作陶をしている北村 信樹さんです。
隆起したり風化したりした岩石や遺跡、遺構を思わせる、陶によるダイナミックなインスタレーションで、観る者が自然の中に、あるいは、遺跡や遺構の前に佇んでいるかのような錯覚を覚える、壮大なイメージの作品です。


会期

2011年7月9日(土)〜7月31日(日)

時間

10:00AM〜5:00PM(入館は4:30PMまで)

会場

世界のタイル博物館 企画展示室
※展示会場は「世界のタイル博物館」のみとなりましたのでご注意ください

休館日

7月20日(水)

作家によるアーティスト トーク

7月9日(土) 4:00pm〜5:00pm
※オープニング パーティーは、東北地方太平洋沖地震の発生と、それに伴う諸般の事情に鑑み、中止致します。 ご理解・ご了承ください。



長い年月風雨にさらされ磨耗し、黒ずんだ表面がボロボロと崩壊した岩石や柱が積み上げられています。あるいは倒れて転がったまま、または一部が欠落した形でダイナミックに置かれています。北村さんの展示会場に一歩足を踏み入れるとそこは、自然がつくりだした造形に囲まれているような、遺跡や遺構の前に立っているような既視感に幻惑されます。



北村さんは、京都精華大学在学中に交換留学としてオーストラリアに滞在。雄大な自然に惹かれて訪れたエアーズロックで、目まぐるしく表情を変える岩山の色彩の圧倒的な美しさ、存在の巨大さに畏怖の念を憶え、地球がつくった造形の凄さに感銘を受けたといいます。そして、その感動を自らの作品にも感じたいとの思いで制作を重ねてきました。陶の作品は、「人間の痕跡であり、自然の痕跡」だと言う北村さんは、以来「痕跡」というタイトルで15年間、このシリーズを制作しています。



大きいものへの憧れが強いため、2〜5メートルほどもある作品を好んでつくります。固い土を型にして柔らかい土を押し付けながら、手びねりで全体を形づくり、最後に化石を掘り起こすように表面の固い土型を剥がすと、人の手だけではつくれないような土の表情が現れ、作品は強さを増します。



北村さんは同大大学院を修了後、母校の大学で非常勤講師として陶芸を教えるかたわら、主宰する美術研究所でも絵や陶芸などを教えながら関西を中心に作品発表を行ない、数々の公募展で入選を重ねてきました。

東海地方での初個展となる本展では、2〜3メートルある近作数点を中心に、「痕跡」シリーズを展示しています。存在の痕跡から太古の記憶を呼び起こし、自然の雄大さ、滅びの美しさをたたえたかのような作品を、ぜひご覧ください。





[Kitamura Nobuki プロフィール]
1972年 京都生まれ
1996年 京都精華大学美術学部 陶芸専攻卒業
1997年 オーストラリア国立大学キャンベラ美術大学留学
1998年 都精華大学美術研究科大学院修了 京都に築窯。
現在、京都精華大学非常勤講師
[個展・グループ展]
1996年 ギャラリーマロニエ(京都)
1997年 オーストラリア国立大学ギャラリー、キャンベラ市牧場(キャンベラ)、「二人展」ギャラリー射手座(京都)
2000年 ギャラリーすずき(京都)、「比良から新しい風を」比良美術館(滋賀)
2001年 ギャラリーすずき(京都)、「比良から新しい風を」比良美術館(滋賀)、「Session展」大阪府立現代美術センター(大阪)
2003年 ギャラリーすずき(京都)、「無限の源展」守山市民センター(滋賀)
2004年 「art map 2004」ギャラリーすずき(京都)、「京都国際交流展」京都市美術館(京都)
2005年 「京都府美術工芸新鋭選抜展〜2005 新しい波〜」京都府文化博物館(京都)、「無限の源展」尼信博物館(兵庫)
2006年 「無限の源展」守山市民センター(滋賀)、「「無限の源展」尼信博物館(兵庫)、アートスペース感(京都)
2008年 石田大成社ギャラリー(京都)
2009年 ギャラリーマロニエ(京都)
2010年 ギャラリーガレリアセラミカ(東京)、「セイカのトウゲイ展」ギャラリー恵風(京都)、「ガレリアセラミカの夏展」ギャラリーガレリアセラミカ(東京)、ギャラリー白(大阪)
[公募展]
1993、1999、2000、2001、2002年 朝日陶芸展入選
2000年 日本現代陶彫展入選
2007年 神戸ビエンナーレ入選
[パブリックコレクション]
京都第二回生病院、御前崎市役所
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