INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館 INAX TILE MUSEUM

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やきもの新感覚シリーズ(1階 企画展示室:入場無料)

第88回 高田 美智子 展 ―陶編/陶織
2011年6月11日(土)〜7月3日(日)

「やきもの新感覚シリーズ」6月の作家は、京都で作陶をしている高田美智子さんです。
高田さんは糸を支持体に土を編みこみ、自在にフォルムを変えるやわらかな布のイメージで制作を続けてきました。近作では、バッグや服といった更に複雑な造形へ変化し、やきものの硬さと土の自在さをたくみに織り上げた陰影ゆたかな表現の自然さには、陶だとにわかには信じがたい驚きが宿っています。


会期

2011年6月11日(土)〜7月3日(日)

時間

10:00AM〜5:00PM(入館は4:30PMまで)

会場

世界のタイル博物館 企画展示室
※展示会場は「世界のタイル博物館」のみとなりましたのでご注意ください

休館日

6月15日(水)

作家によるアーティスト トーク

6月11日(土) 4:00pm〜5:00pm
※オープニング パーティーは、東北地方太平洋沖地震の発生と、それに伴う諸般の事情に鑑み、中止致します。 ご理解・ご了承ください。



例えば、やわらかな肌の赤ん坊に、そっと履かせるニットの靴下。ゆっくりと編んでつくられた、世界にひとつだけの毛糸のバッグ。無造作に部屋に置かれた、やさしい表情を漂わせるものたち。白い陶で織り上げられた高田美智子のやきものは、そうしたイノセントで穏やかな空気をまとっています。




特に、近作のバッグのシリーズでは、くたりとした毛糸のフォルムや精緻な模様、向こう側が透ける網目など、本物のニットの表情を驚くほど自然に写し取りながら、焼き固められた硬質な緊張感と白に映えるつややかな釉薬の美しさが魅力的です。




スカートやワンピース、カーディガンといった子供服も新作です。毛糸玉の飾りをつけたフリルや、少しだけ赤い縁取りのある、小さな女の子のサイズにつくられたかたちは、大切な洋服たちの懐かしい思い出を記憶の底から蘇らせます。誰もがかつて、いつか日常の中で慈しむものたちを、高田は丹念にかたちづくり、ひとつだけの作品として留めます。そこに、土という素材の暖かさ身近さが実にしっくりとはまっているのです。


(撮影はいずれも、大崎保利)


高田はフード コーディネーターとしての顔を持ち、広告写真の世界でも長く仕事を続けてきました。40代に入って陶芸を志し、社会人として大学で学びつつ、次第に器ではなく自在な布のフォルムをテーマに深めていくようになりました。イタリアで制作したのち、日本に戻ってからは京都・大阪を中心に活動しています。

今展では、近作のバッグ、子供服を中心に、バラエティ豊かな大きさとかたちの作品を展示します。





[Takada Michiko  プロフィール]
1952年 大阪生まれ
2001年 京都精華大学芸術学部造形学科陶芸専攻 卒業
2003年 京都造形芸術大学大学院修士課程 終了
[受賞]
2003年 朝日現代クラフト展入選、朝日陶芸展入選、女流陶芸展入選
2004年 日本陶芸展入選
2005年 長三賞展長三賞、韓国国際陶芸展入選、Sidney Myer Fund International Award入選(オーストラリア)
2006年 美濃国際陶芸展入選、益子陶芸展入選
2007年 神戸国際ビエンナーレ入選
2008年 美濃国際陶芸展入選、益子陶芸展入選
2011年 菊池ビエンナーレ入選
[個展など]
2002年 ギャラリーマロニエ(京都)
2006年 INAXガレリアセラミカ(銀座)
2007年 おいでやギャラリー(山梨)
2009年 h2o(京都)
2010,2011年 ギャラリーRYO(大阪)
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