INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館 INAX TILE MUSEUM

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やきもの新感覚シリーズ(1階 企画展示室:入場無料)

第87回 鈴木 卓 展 ―黒錆の陶 煌然のかたち―
2011年5月14日(土)〜6月5日(日)

5月の作家は、群馬県高崎市在住の鈴木卓さんです。
金属を思わせる黒錆色の重厚な土肌と、重力に抗うようなダイナミックなフォルムが特徴的だった作品に、近作では端正な幾何学形態にメタリックカラーが鮮やかに浮かび上がり、窯の炎が乗り移ったような新たな生命力を感じさせる作品が生まれています。


会期

2011年5月14日(土)〜6月5日(日)

時間

10:00AM〜5:00PM(入館は4:30PMまで)

会場

世界のタイル博物館 企画展示室
※展示会場は「世界のタイル博物館」のみとなりましたのでご注意ください

休館日

5月18日(水)

作家によるアーティスト トーク

5月14日(土) 4:00pm〜5:00pm
※オープニング パーティーは、東北地方太平洋沖地震の発生と、それに伴う諸般の事情に鑑み、中止致します。 ご理解・ご了承ください。



微生物に分解された柔らかく湿った黒土を眺める時、立ち上がるその小さな一粒一粒に豊饒な生命の息吹を感じます。




鈴木卓の黒い肌の陶の作品は、まるでそうした黒土が発するエネルギーが凝固し、金属のような重厚さをまとい、錆びつき、自然に風化した遺物のような佇まいを見せて魅力的です。




さらに近作では、重厚さはそのままに、窯に燃えたぎる炎を映したようなメタリックな赤や、青、ピンクや深いグリーンを黒い肌に鮮やかに浮かび上がらせ、虹をまとったような壮麗な作品となりました。

フォルムも、かつて鳥が大きな羽を開いたような、不安定ながらも雄大なイメージをもつかたちから、壷や花瓶を思わせる、幾何学的なラインの美しいオブジェへと大きく変化して、その存在感を増しています。





鈴木卓さんは2004年益子陶芸展を皮切りに、菊池ビエンナーレ、朝日現代クラフト、国際陶磁器フェスティバル美濃、朝日陶芸、長三賞、パラミタ陶芸大賞展と、日本陶芸とその周辺の公募展にすべて入賞・入選されているように、誰をも魅了する作品をつくる実力のある作家です。

大きなオブジェから、小さなうつわに至るまで、その魅力は変わることなく、いつもそこには独自の世界観が凝縮されてきました。





当初から、オブジェとうつわを、それぞれ別の作家がつくったかのように独特の展開で制作してきましたが、最近の作品ではそれがひとつの世界に重なり合ってきたような、端正さの中にダイナミックな土のエネルギーを感じさせる作品が生まれています。 今展では、こうした近作から12点を展示致しています。






[SUZUKI Taku  プロフィール]
1977年 埼玉県生まれ
2000年 早稲田大学理工学部建築学科 卒業
2004年 岐阜県多治見市陶磁器意匠研究所 修了。
同県土岐市にて制作開始
2011年 群馬県高崎市に制作の場を移す
[個展]
2005年 陶林春窯(多治見)
2006年 INAXガレリアセラミカ(新宿)、ギャラリーこうけつ(岐阜)
2007年 サボア・ヴィーブル(六本木)、以降毎年開催、あづま堂(佐賀)、ギャラリー数寄(江南)
[グループ展]
2007年 ガレリアセラミカの10人展(INAXライブミュージアム/常滑)
2010年 カラーやきものと色の密かな関係(岐阜県現代陶芸美術館/多治見)
2011年 現代工芸アートフェア(東京国際フォーラム/東京)
[受賞]
2005年 第1回菊池ビエンナーレ展〈優秀賞〉、 第3回現代茶陶展〈大賞〉、朝日現代クラフト展〈優秀賞〉
2008年 第7回益子陶芸展〈加守田章二賞〉
2009年 第4回パラミタ陶芸大賞展〈大賞〉
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