INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館 INAX TILE MUSEUM

博物館概要
常設展
展覧会のご案内
企画展一覧
やきもの新感覚シリーズ一覧
展覧会一覧
研究レポート
タイル・れんがの豆知識

展覧会のご案内


やきもの新感覚シリーズ(1階 企画展示室:入場無料)

第84回 北本 裕二 展 ―陶 地層・探検―
2010年7月10日(土)〜8月1日(日)

7月の作家は、大津市在住の北本裕二さんです。
幾度も炸裂を繰り返しリアルな裂け目をした土や岩石の表面に、風雨が染み込んで苔が生えたり、太古からの動植物の死骸や有機物が蓄積したりして、多層のグラデーションに彩られたかのような表情を持つ土肌が特徴の、壁や陶柱のインスタレーションです。

会期

2010年7月10日(土)〜8月1日(日)

時間

10:00AM〜5:00PM(入館は4:30PMまで)

第1会場

世界のタイル博物館 入口前&1階企画展示室

第2会場

陶楽工房 陶楽ギャラリー

休館日

7月21日(水)


■アーティスト トーク&オープニング パーティー
7月10日(土)
4:00pm〜5:00pm 北本裕二さんによるアーティスト トーク。
トーク終了後にオープニング パーティーを開催します。

※このシリーズはこれまで10日(陶の日)が初日でしたが、2010年より初日が「土曜日」となるよう会期を変更しました。また、トーク開始時刻が4:00pmとなりましたのでご注意ください。



地層や地底に焦点を当て、「地球」をテーマに制作を続けている北本さん。表面がひび割れた表情をした、淡い茶やこげ茶、灰、薄緑色などが混ざり合った陶土に覆われた壁や、奇岩を思わせる陶柱のインスタレーションは、原始の力を感じさせる迫力を生み出し、壮大なイメージを感じさせます。




万物が刻々と変化してできた土は「いのち(宿るもの)のかたち」だと北本さん。形を作り上げ少し乾き出した土の状態が、「みずみずしさ」を感じられて一番綺麗だと言います。焼いて作品をつくるが故、失われていく水の存在を印として残し、感じてもらうために、ひび割れた表情を土の表面につくっています。陶土を板状に伸ばし、表面を乾燥させ、また伸ばすことを繰り返す。さらに、板の表面に胎土と異なる土を塗って板同士を重ねて伸ばし、パイ生地のように層をつくり、素焼後に十数種類の顔料を染み込ませて焼締めています。




京都造形芸術大学では、うつわを専門に作る作家を目指して陶芸を学び始めたものの、大学3年時に造形に転じて以来、場と一体化させたインスタレーション作品を発表しています。現在は母校で非常勤講師として後進の指導にあたるかたわら、滋賀県立陶芸の森でスタジオアーティストとして制作しています。
本展では、世界のタイル博物館入口前の池に陶柱を林立させた「地底人の世界」を、企画展示室では、表面がひび割れたグラデーションのあるタイル形状の陶土で壁を覆い、「どこかの地底の世界」をイメージしたインスタレーション作品をご覧いただきます。さらに、陶楽ギャラリーでは、「それらを俯瞰的に見た世界」として、小品数十点を空間に浮かせて展示の予定です。





現実には地球上に無いが、どこかに似た景色・風景が在る。あるいは、どこかの星になら在るかもしれない――そう思わせる世界をつくりたいという北本さん。
土の壮大な迫力、すっぽりと包まれたような安らかさを、ぜひ体感してください。




[KITAMOTO Yuji プロフィール]
1981年 京都市生まれ、滋賀県大津市育ち
2004年 京都造形芸術大学 陶芸コース卒業
京都造形芸術大学 陶芸コース副手(〜'08)
2008年 滋賀県立陶芸の森 スタジオアーティスト('09,'10)
2009年 平和堂財団芸術奨励賞
2009年〜 京都造形芸術大学非常勤講師
[個展]
2006年 『35°00‘33.084’N 135°46‘58.997’E 歩』(GALLERYはねうさぎ/京都)
2007年 『35°00‘33.084’N 135°46‘58.997’E と』(GALLERYはねうさぎ/京都)
2008年 ZUREシリーズその3『point of view』(GALLERY揺/京都)
2009年 −陶 地層・探検−(INAXガレリアセラミカ/東京)
2010年 イッツスモールプラネット(GALLERY福果/東京)
[グループ展など]
2003年 陶4人展 『quartette』展(GALLERYマロニエ/京都)、 『Now Japan 舞 Dream』(新風舘/京都)、友好提携20周年記念 京都府陝西省交流芸術展(京都府京都文化博物館)
2003年 陶4人展 『quartette』展(GALLERYマロニエ/京都)、 『Now Japan 舞 Dream』(新風舘/京都)、友好提携20周年記念 京都府陝西省交流芸術展(京都府京都文化博物館)
2005年 陶五人展(祇をん小西/京都)
2006年 4人展(M’sギャラリー12番丁/和歌山)、ザ・オマモリ展2006(GALLERYマロニエ/京都)['07]
2007年 京都府美術工芸新鋭選抜展(京都文化博物館)
2008年 京都府美術工芸新鋭展2008 京都工芸ビエンナーレ(京都府京都文化博物館)、Xhibition#5(GALLERY RAKU/京都)、まちなかアートin信楽(陶成アートギャラリー、‘09年 ギャラリー蓮月/滋賀)、不器用展(GALLERY RAKU/京都)
2009年 New Friends, Art and Adventure: A Ceramic Art Exhibition(Japan Foundation Gallery/Sydney)、第15回平和堂財団 新鋭芸術家美術展(ビバシティ彦根 滋賀県民芸術創造館/滋賀)
ページの先頭へ

LIXIL Link to Good Living

Copyright © LIXIL Corporation. All rights reserved.