INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館 INAX TILE MUSEUM

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やきもの新感覚シリーズ(1階 企画展示室:入場無料)

第83回 桝本 佳子 展 ―パノラマ 陶の風景―
2010年6月12日(土)〜7月4日(日)

6月の作家は、京都市在住の桝本佳子さんです。
白鷺が胴体の一部に合体して佇む花瓶、緑釉が美しい松の切り株が表面に付けられた丸壷・・・。壷や皿に独特の発想でモチーフを合体させた作品はダイナミックでユーモアがあり、見る者を驚きと微笑みの世界に導きます。

会期

2010年6月12日(土)〜7月4日(日)

時間

10:00AM〜5:00PM(入館は4:30PMまで)

第1会場

世界のタイル博物館 1階 企画展示室

第2会場

陶楽工房 陶楽ギャラリー

休館日

6月16日(水)


■アーティスト トーク&オープニング パーティー
6月12日(土)
4:00pm〜5:00pm 桝本佳子さんによるアーティスト トーク。
トーク終了後にオープニング パーティーを開催します。

※このシリーズはこれまで10日(陶の日)が初日でしたが、2010年より初日が「土曜日」となるよう会期を変更しました。また、トーク開始時刻が4:00pmとなりましたのでご注意ください。



「日本文化が一番格好いい、日本の装飾が好き」と言う桝本さんは未だ20代の若手陶芸家です。昨年2009年には東京国立近代美術館工芸館「現代工芸への視点−装飾の力」展にも出品。今もっともその力が注目されている作家による新作展を、常滑にて開催致します。




桝本さんは、日本的なモチーフを好んで用い、染付や緑釉、青磁、火だすきなど、誰もが知っている陶芸の釉薬や焼成などの技法と、壷、花瓶、皿といった伝統のフォルムをベースに、独特な発想で組み合わせた作品を制作しています。





器とモチーフが1対1の関係でぶつかるよう、対比を考えながら制作している作品は、深山に三日月の絵柄が水墨調の染付で描かれた壷をくるりと廻すと、小猿を抱いた親猿の陶彫が現れる「壷/猿」。火だすきが荒々しい狐色の壷が途中から切り替わり、リアルな日本の城が登場する「壷/城」。羽根を広げた雀の身体の一部が皿に描かれ、皿と一体となって雀が群れなし空を飛んでいく「群雀/五枚揃皿」など。いずれもモチーフは図鑑などを調べてかたちづくりますが、その装飾的に単純化された独特のデザインは、現代の若い感覚に満ち溢れ、今にも動き出しそうな生き生きとした表情をしています。モチーフの取り合わせ、組み合わせの妙はユーモラスで笑いを誘い、見る者を魅了して離しません。




幼少より茶道に親しみ、やきものの道具に触れてきたことが、陶芸を志すきっかけだった話す桝本さん。「アートよりも親しみのある身近な存在として、用途は無くて愛でるだけのやきもの」に興味を持ち、2007年に京都市立芸術大学大学院修士課程の陶磁器を修了。公募展で受賞を重ねたほか、個展やグループ展で作品を発表してきました。





「器であって器でないかたち」をテーマにして、今展では新作を交えた十数点を展示予定。これまでにはなかった、金属色の釉薬を施し、灯りを使った大きめの壷などを世界のタイル博物館に、陶楽ギャラリーでは猿やガードレール、鳥、風景などをモチーフにした色とりどりの壷や皿の作品を展示する予定です。



ぜひこの機会を逃さずに会場にてご覧ください。


[MASUMOTO Keiko プロフィール]
1982年 生まれ
2007年 京都市立芸術大学大学院 修士課程 陶磁器専攻 修了
[受賞]
2005年 京都市立芸術大学 制作展 同窓会賞
2006年 国民文化祭やまぐち陶芸展 文部科学大臣賞
2007年 京都市立芸術大学大学院修了制作展 大学院市長賞
2008年 東京ミッドタウンアワード アートコンペ 準グランプリ
2009年 京展 彫刻部門 館長奨励賞、トーキョーワンダーウォール 立体・インスタレーション部門 大賞
[公募展・企画展]
2004年 京都市立芸術大学陶磁器専攻 陶7人展(クラフトギャラリー集/京都)、くらしのなかのやきもの展(京都芸大ギャラリー)
2005年 京都市立芸術大学卒業制作展(京都市美術館)、京都→ソウル展(toppohouse gallery/ソウル)、グループ展(ブンパカ/大阪)
2006年 桝本佳子展「SEGMENT」(京都芸大ギャラリー)、グループ展(cafe momi/京都)、新世代の交感展(愛知県立陶磁器資料館)、国民文化祭やまぐち陶芸展(伊藤博文邸/山口)
2007年 京都市立芸術大学修了制作展(京都市美術館)、陶4人展(ギャラリー風紋舎/京都)
2008年 個展(石田大成社ホール/京都)、東京ミッドタウン B1Fガラスケースにて展示
2009年 個展(太陽事務/京都)、京展(京都市美術館)、トーキョーワンダーウォール(東京都現代美術館)
2010年 装飾の力(東京国立近代美術館工芸館)、 個展 陶のパノラマ(INAXガレリアセラミカ/銀座)、トーキョーワンダーウォール受賞者展(東京都庁内都政ギャラリー)
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