INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館 INAX TILE MUSEUM

博物館概要
常設展
展覧会のご案内
企画展一覧
やきもの新感覚シリーズ一覧
展覧会一覧
研究レポート
タイル・れんがの豆知識

展覧会のご案内


やきもの新感覚シリーズ(1階 企画展示室:入場無料)

第65回 くごう あい 展  やきものスウィング
2007年6月10日(日)〜7月5日(木)

軽やかでカラフルな流線形が床や壁でスウィングし、くねる塔のかたちは、空間に韻律を奏でます。作品を吹き抜ける初夏の風と、絶え間なく変化する光の中で、土のやわらかな質感と鮮やかな色彩のかたちは、いきもののように動き出しそうに見えてきて、忘れがたい愉悦の感覚をもたらしてくれます。


会期

2007年6月10日(日)〜7月5日(木)

時間

10:00AM〜6:00PM(入館は5:30PMまで)

第1会場

世界のタイル博物館 1階 企画展示室

第2会場

陶楽工房 陶楽ギャラリー

休館日

6月20日(水)


■アーティスト トーク&オープニング パーティー
6月10日(日) ※終了しています
5:00〜6:00PM くごう あいさんによるアーティスト トーク
6:30〜7:00PM オープニング パーティー


植物の蔓のように自在に伸びる線に囲まれた、楕円のなだらかなふくらみの、バロック風なブローチのようなかたちの壁のオブジェ。くごうあいさんの作品は、今展でいっそう伸びやかに進化してきました。床には、流水のリズムをもった王冠型を重ねた塔が屹立します。



2005年、東京のINAXガレリアセラミカでのくごうさんの個展は「やきものthinking 」と名づけられたように、作品にあらわれた線や色彩、陰影までを思考し試行する作家の、清新で緊張感にあふれた展覧会でした。

今展では前回の「スィンキング」から「スイング」へと、タイトルも韻を踏みながら、おおらかさもスケールアップしました。くごうさんの土のかたちと色彩のリズムは、見ることの愉悦に誘います。

くごうさんは、1971年富山県生まれ。女子美術大学で陶芸を学び卒業後、金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科を修了。関東・東海圏を中心に作品を発表し、現在はふるさと富山で制作活動を行っています。




浮遊する感覚を表した壁の作品は、パーツに分けて型おこしで作成し、下絵具を吹き付け、透明釉をかけて焼成します。さらにシルクスクリーン転写技法を用いて上絵具による色彩を施し、展示の際は重ねながら組み立てていきます。一方、髪の毛が伸びていくような身体感覚がモチーフという、流水紋が刻まれた立体作品は、手捻りで成形し、下絵具を吹き付け釉薬はかけずに焼成します。

これら、技法も形態も異なる作品づくりで空間を構成しているくごうさんが、鮮やかで強い色合いを好んで用いるのは、自身の根底にある暗さの反動からだと話します。



人の意識の在りようがテーマとなっているくごうさんは、まだ見ぬものへの希求が強く、意識と無意識の境界で現れる幻視の世界を形にしたいと、作品づくりを試行しています。

「作品を空間全体で考えていくと、空間も作品も変容するのが不思議」と、くごうさんは今展を、自身のかたちのライブセッションのようにとらえています。ライブミュージアムにふさわしいのびやかで緩急のリズムを刻んだ作品は、展示会場で絶え間なく変容します。どうぞお楽しみください。






[プロフィール]
1971年 富山県生まれ
1995年 女子美術大学芸術学芸科 卒業
1997年 金沢美術工芸大学大学院 美術工芸研究科 修了
[個展]
2002,03年 ギャラリー山口/東京
2004年 ギャラリーなつか&b.p/東京
2005年 INAXガレリアセラミカ/東京
2006年 「画廊からの発言 新世代への視点 2006」ギャラリー山口/東京
[主なグループ展・公募展]
1995,96年 アートフェスティバルin鶴来/石川
1997年 丹南アートフェスティバル’97/福井
「一合升で遊び升 展」ワコール銀座アートスペース/東京
2000年 第6回 陶芸ビエンナーレ'99/愛知
2003年 「ART LAND展」GALLERY EARTH VISION/神奈川
「ART LAND展」玉川高島屋S.C/東京
「HARUTONARI-2 陶による3人展」ギャラリー山口/東京
2003,04,07年 「Art Jam」ギャラリー山口/東京
2004年 「美術誕生 入選作品展」八王子市夢美術館/東京
2005年 「アートコミュニケーション-回復-」ギャラリーなつか/東京
第7回 国際陶磁器展美濃 陶芸部門審査員特別賞/岐阜
2006年 「ガレリアセラミカの11人展」世界のタイル博物館/愛知
「新世代への視点2006 小品展」ギャラリーなつか/東京
2007年 [コレクション展示] 東京ミッドタウン/東京
「器・小さなオブジェ・道具展」INAXガレリアセラミカ/東京

ページの先頭へ

LIXIL Link to Good Living

Copyright © LIXIL Corporation. All rights reserved.