INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館 INAX TILE MUSEUM

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やきもの新感覚シリーズ(1階 企画展示室:入場無料)

第64回 戸髙 千世子 展  ここに生まれるもの
2007年5月10日(木)〜2007年6月5日(火)

場に感応し、生みだす物質という新たな命。五感の深度からあらわれたかたちは、無垢で原初な表情を見せます。


会期

2007年5月10日(木)〜6月5日(火)

時間

10:00AM〜6:00PM(入館は5:30PMまで)

第1会場

世界のタイル博物館 1階 企画展示室

第2会場

陶楽工房 陶楽ギャラリー

休館日

5月16日(水)


■アーティスト トーク&オープニング パーティー
5月10日(木) ※終了しています
5:00〜6:00PM 戸髙 千世子さんによるアーティスト トーク
6:30〜7:00PM オープニング パーティー


開きかけた白ユリのつぼみのような、高さ50〜80センチの壷型の作品200個を、山深い棚田の溜池に浮かべた戸髙千世子さんの「山中堤―Spiral Works」は、昨年新潟県で開催された「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ2006」に出品されたもので、多くの観客を魅了しました。200のかたちは、水面に映り込んで400もの花のように光っていました。ここでは作品は風に揺らぎ、水や空や樹木とも渾然一体となり、時のうつろいと絶え間なく変わる天候のニュアンスによって表情を変え、幻想的な世界を山中に出現させました。

また、東京・品川のホテルのロビー改装で制作された戸髙さんの近作は、そこにずっとあって歴史を刻んできた、深い色合いのタイル壁やじゅうたんが醸し出す、時の流れや懐かしさのような空気感の中に、清新な白やアイボリーの色合いの禅寺に配された石庭のようなかたちの重なりで、親密な質感の壁面作品になりました。

戸髙さんは、1966年宮崎県生まれ。多摩美術大学油画を卒業後、鹿児島県で製陶所を営む両親を手伝うため、地元の工業技術センターで窯業を学びます。93年に東京・銀座で初個展を開催以降、ホテル、デパートや空港に併設するギャラリーなど都市部の公共空間を中心に、作品を発表しています。



戸髙さんは、場に感応しながら、自らの深層を見つめ、そこに生まれるものを表出させます。微妙な表情を出すため地元霧島の火山灰を作品に使うなど、実験を繰り返して新たな物質を生み出す試みをしています。素材も土だけではなく、銅板に釉薬を吹き付けて焼いた“やきもの”にも挑みます。




INAXライブミュージアムの場に立って浮かび上がってきたもの、それは、「万物の存在のうつろい」だと言います。光と影、見えるものと見えないもののはざまから、ひょいとあらわれる確かな一瞬をとらえてきました。今回の展示は、モノの存在がたちあらわれるときの稜線を強く意識しています。




真っ白なかたちの、重なり合う陰と影の中からあらわれ、空間のどこかから滲むように、溶け込むようにあらわれる、仄白く無垢なるものが会場を飾ります。







ライブミュージアムというここに、生まれたものにご期待ください。




[プロフィール]
1966年 宮崎県生まれ
1989年 多摩美術大学油画卒業
1991年 鹿児島県工業技術センター窯業部卒業

[展覧会歴]
1993年 アートミュージアム銀座/東京
1994年 第一ホテル光が丘 常設展示/東京
Phillo Aoyama Gallery/東京
三越ギャラリー/東京
1995年 軽井沢三越ギャラリー/長野
1996年 松華堂庭園展覧会/京都
軽井沢プリンスギャラリー/長野
1997年 博多井筒屋ギャラリー/福岡
1999年 代官山ギャラリー/東京
2000年 鹿児島空港ギャラリー/鹿児島
三越ギャラリー/鹿児島
2001年 琵琶湖ピエンナーレ 琵琶湖ホール/滋賀
ホテル京セラ/鹿児島
2002年 日韓 円周のない円展 神奈川県民ホールギャラリー/神奈川
変身アート展 群馬県立近代美術館/群馬
Vision of Sense 美術のリハビリテーション展 辰野美術館/長野
2003年 弦月の庭 ギャラリー蔵/長野
2004年 Corner Works アートフロントギャラリー/東京
2005年 arc works TORグループ展 ローゼンハイム市立美術館/ドイツ
2006年 山中堤―Spiral Works 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ/新潟

[コレクション]
2001年 シーザーペリ山手の杜/横浜
2005年 東京プリンスホテルパークタワー/東京
2007年 高輪プリンスホテル ロビー/東京

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