INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館 INAX TILE MUSEUM

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やきもの新感覚シリーズ(1階 企画展示室:入場無料)

第58回 吉村 敏治 展  土の思考 眼のレッスン
2005年9月10日(土)〜2005年10月6日(木)

京都を活動拠点に活躍されている吉村敏治さんの作品には、磁土のかたちに表面錆び色に覆われた歯車やプロペラのかたちを組み合わせてあったりして、その異質なものを同在させることによって、よりやきものの存在を際立たせていきます。



会期

2005年9月10日(土)〜10月6日(木)

時間

10:00AM〜5:00PM(入館は4:30まで)

第1会場

世界のタイル博物館 1階 企画展示室

第2会場

陶楽ギャラリー/世界のタイル博物館隣 陶楽工房内

休館日

毎週月曜日


■アーティスト・トーク ※終了しています
9月10日(土)
16:00〜17:00 吉村 敏治さんによるアーティストトーク
17:30〜19:00 オープニングパーティー

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吉村さんは高校時代まで、油絵やデザインに興味をもち進学もそうした学科を予定していたそうです。しかし、京都精華大の陶芸へ進み、大学院は京都市立芸術大学を修了しました。


大学まで全く陶芸に縁のなかった吉村さんにとって、習い始めた陶芸には多少の違和を感じつつも、結構夢中でやっていきました。よく知らなかった分先入観もなく、いきなりオブジェのようなものを作るのもあたりまえのようなことに思っていたようです。


陶芸の基礎ができてくると、眠っていた絵画への憧れも目覚めてきたようで、やがて壁にかける平面的な仕事にも手を染めます。陶板に絵を転写したり、直接ドローイングしたり、工業製品や機械部品の一部をくっつけてレリーフ作品にしていました。やきものとそれ以外の素材やかたちが隣あわせになることは、吉村さんにとってはかなり自然なことでした。陶板に描いたのは好きなピエロ・デラ・フランチェスカやバルチェスなど古典的な西洋絵画をトレースしたもので、やがてその古典絵画をモチーフに、独自に想像を膨らませていきました。やきものでレリーフに近い形の物語を作れないかと挑戦してきました。


真っ白な磁土でつくられた手のかたちが背景の薄明に浮かびあがってきたとき、その手が語る幾百もの物語を想像したものでした。土でつくられたバイオリンや釣鐘や天秤などで構成された作品も、宙吊りになったものや奏でるものの揺らめきやかすかな音楽まで聴こえてくるような妖しさがありました。


吉村さんの先入観や固定観念にとらわれないスタンスは、やきもの表現で作品の表面に酸化金属を塗りつけて焼いてみて、やきものにならないのかと考えてきたり、いったん何かを解体してから再構成したり、異質なものをつなぎわせることなど、次々と土に潜む魔性を現れ出すような作品を生み出してきました。
 
京都を中心とした関西地区で活動中の吉村さんは03年の東京・ガレリアセラミカが初めての東京、そして今回が初めての名古屋地区での個展開催です。
謎めいた印象で私たちの感覚を刺激する吉村敏治さんの作品にご期待ください。

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1973年 京都生まれ
1996年 京都精華大学美術学部造形学科卒業

1998年

京都市立芸術大学大学院美術研究科修了

[個展]
1997年 吉村敏治 陶展 (ギャラリーマロニエ/京都)
2001年 吉村敏治 展 「新しい陶造形の世界」(ギャルリー正観堂/京都)

2002年

吉村敏治 陶展 (Studio J/大阪)
吉村敏治 展 (EN陶REZ/神戸)
1996年 京都精華大学美術学部造形学科卒業

2003年

吉村敏治 展Part2 「新しい陶造形の世界」 (ギャルリー正観堂/京都)
吉村敏治 展 「土の思考、目のレッスン」 (ガレリアセラミカ/東京 )
2004年 吉村敏治 展 (Gallery Esprit Nouveau/岡山)

吉村敏治 展 (Studio J/大阪)
2005年 吉村敏治 器展 (EN陶REZ/神戸)

[主なグループ展]
1996年 陶芸6人展 (ギャラリーマロニエ/京都)

1998年

16人の基展 (ギャラリーぶらんしゅ/池田)
1999年 イメージの新様態\〔土〕 (ギャラリーすずき/京都)
2000年 京都美術工芸展 (京都府文化博物館)

日本現代陶彫展 (土岐市)
2001年 天理ビエンナーレ <道友社賞受賞> (天理市)
世界陶芸コンペティション・金沢
2002年 京都府美術工芸新鋭選抜展〜新しい波〜 (京都文化博物館)
朝日陶芸展 (日本各地巡回)

CONTACT 日韓若手陶芸家交流展 (滋賀県立近代美術館・信楽伝統産業会館)
七人の陶芸〔ONE+WAN -distance-〕 (京都クラフトセンター)
2003年 オマモリ展 (ギャラリーマロニエ/京都)

Art Court Frontier2003 (アートコートギャラリー/大阪)
2004年 DELICACY (Gallery Esprit Nouveau/岡山)
京都少年陶芸探偵団 (市之倉さかづき美術館/岐阜)

ユタ州立大学での作品スライドレクチャー (アメリカ・ユタ州)
器7人展−Plate− (Studio J/大阪)
2005年 ACFC -アートコート フロンティア コレクション- (アートコートギャラリー/大阪)

小さな宇宙服 vol.2 (市之倉さかづき美術館/岐阜)
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