テラコッタの語源は、ラテン語の「焼いた土」を意味することばで、一般には素焼きの陶板や、人形などの置物をさしますが、建材としてテラコッタと呼ばれているものは、建物の外壁に取り付けられた陶器質の装飾建材のことをさします。クリーム色の釉薬がかかっていることが多く、明治時代にアメリカ製の既製品が日本に輸入されて使われたのが始まりで、やがて国産化され、明治時代から昭和の戦前まで洋風建築の装飾用に使われて来ました。窓周りや軒周り、戸口周りなどに植物の文様や幾何学文様で浮彫りされたテラコッタが取り付けられ、ベースとなる外装タイルとともに建物の装飾性を高めています。
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