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ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No174 第W回 内藤敏子の奏でるチターの夕べ IN TOKONAME

2014/11/13

担当 住宮

11月8日(土) 世界のタイル博物館にて秋の夕暮にチターやハープで優しい音色を奏でるコンサートを行いました。「地元の方に質の高い音楽を身近で味わってもらいたい」と、チター演奏会実行委員会が開催する「チターの夕べ」。4回目となる今年は、東京や千葉県からやってきた方も含め、約90人が来場いただきました。

「人と人の輪によって、今年もここで演奏ができて喜んでいます。世界のタイル博物館には、たくさんの色があるように今日は、そんなたくさんの音色を出せたらいいなと思っています」と、内藤敏子さん。
内藤さんはスイス在住十数年、伊勢神宮の奉納演奏者に選ばれるなど、日本随一のチター奏者として、また秋篠宮紀子殿下のチター教師としてもよく知られています。

最初の曲は、独奏で美しいスイスの風景を集めた曲『アルプスの歌』。
その後は、珍しい楽器であるチターについてのお話です。
チターはヨーロッパのアルプス地方を中心に昔から弾かれている民族楽器で、一人でメロディと伴奏が弾けるのが特徴だそうです。「チターの音色は大勢の人の心にとけ込んでいく風のようで、この楽器と巡り合って本当に幸せです」と、内藤さん。



次は、ハープ奏者の高山聖子さんよりチロリアンハープの紹介です。チロリアンハープの名はオーストリアのチロルやイタリアの南チロルに由来し、その地方で踊りの伴奏などをして、人々に愛されてきた楽器だということです。
「実は、私も今日初めて演奏します」と、高山さん。そして、チターとチロリアンハープの協奏で『波濤を超えて』。2つの弦楽器の繊細な音色が、世界のタイル博物館の吹き抜けホールに快く響きました。

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3、4曲目は、今回初めての試みで地元の小学4年生から中学3年生までの約75名でつくる常滑市ジュニア吹奏楽団のフルートパートのみなさんとの協奏です。「地元の皆さんと演奏を分かち合えるのは嬉しい」と、内藤さん。フルートパートの6名も、内藤さんとの協奏の打診があると、「ぜひやりたい!」と手を挙げて、今日の日を楽しみに練習を重ねてきました。曲は『夜泣き鳥のワルツ』と『Mr.ウエーバー・ハイス』でした。

続いて「映画音楽を楽しむ」と題する映画音楽のメドレーは、内藤さんも師事したチター奏者・アントン・カラスの音楽が使われ世界的なヒットとなった『第三の男』はじめ5曲。映画の時代背景や撮影の様子など、曲を理解しやすく紹介してくれる内藤さんの語りも、観客が楽しみにしていることの一つです。
休憩をはさんで後半は、『涙の流れるままに』や『乙女の祈り』、日本の名曲『涙そうそう』『花は咲く』など、さまざまなジャンルの曲を披露。曲ごとに違う情感あふれる音色に、観客は酔いしれました。

最後は、再び常滑市ジュニア吹奏楽団のフルートパートのみなさんが登場して、『エーデルワイス』『ちいさな秋みつけた』の協奏、そして会場のみんなで『もみじ』を合唱しました。
 「今日はいっしょに演奏できて、とても嬉しく思っています。今日は私の誕生日なんです。素敵なプレゼントをありがとうございました」と、内藤さん。「おめでとうございます!」会場からの声と拍手のなか、コンサートは感動的に終了しました。



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