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ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.52 1000年後の土・どろんこ館の版築壁を想像して

2006/12/05

担当 後藤

このブログへの登場が遅れてしまいましたが、10月1日より正式にものづくり工房の一員となった ものづくり工房 スタッフの後藤泰男です。今後ともよろしくお願いします。


さて閑話休題、先日法隆寺の版築土塀を見てきました。土・どろんこ館がオープンして以来、多くのお客様に土・どろんこ館の版築壁について説明してきました。そんな中、お客様の質問で多いのが、「土で雨風に大丈夫なの?地震は?」といった耐久性に関わる質問です。そんな時に決まって回答するのが「法隆寺の土塀も同じ版築でできており、1000年以上経っても健在です。」という本や写真からの請け売りでした。そこで、1000年経った版築の壁を実際にこの目で見てみようと行ってきました。






法隆寺で見つけた版築土塀の台形

土・どろんこ館の台形

高校の修学旅行以来の法隆寺に着くと、そこには風雪や地震にも耐えてきた版築の土塀が、建っていました。さすがに、多くの修復の跡があり何年建っていたのかは定かではありませんでしたが、風雪に耐えた版築壁は貫禄を感じることができました。土・どろんこ館の版築壁の苦労を見てきたため、この土塀建築の苦労が並み大抵のことではなかったことは容易に想像でき、掛けた手間がものの良さにつながることを実感できる壁でした。月日を経て味わいを増す土壁を体感し、1000年後の土・どろんこ館の版築壁を想像していたら、拝観料を払う前に既に2時間が過ぎていたことに気がつき、あわてて法隆寺内部を拝観させていただきました。







法隆寺の土塀

土・どろんこ館の版築壁


法隆寺の苔生す版築土塀


これまで、タイルの生産と技術開発を仕事としていた自分にとって、建築物を写真に撮る時は常にタイル、瓦、れんがといった「やきもの」を中心とした構図がほとんどでした。ところが、今回帰宅して法隆寺を撮った写真を観て、ほとんど「やきもの系」の写真がないことに気付き、だいぶ「土」に侵略されてきた自分に驚いています。
次回は、やきもの関連の話題でブログを書くぞ!



数少ないやきものの写真「法隆寺東大門の敷瓦」


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