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ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.103 「土ってすごい!」自然の造形、土壌の魅力を皆に知って欲しい

2008/09/08

担当 立花

鉄道ファン、鉄道オタクを“鉄ちゃん”“鉄オタ”と言うように、土壌の魅力に取り付かれた人を“土オタ”と呼ぶそうです。土オタを自認する、農業環境技術研究所の大倉利明さん(44)は、色のきれいな土の堆積層を見て、その美しさに驚嘆し、自然の造形に対する素朴な感動を覚えたと言います。「どうしてそうなったのか?」「場所によってでき方が違うのはなぜ?」などの疑問から研究者になられ、現在は、土壌の成り立ちや分類を専門に研究されています。

「日本は地形が複雑で、四季もあるので、他の国より土壌の変化が激しい。だから、おもしろい」と大倉さん。収集した土壌を皆に見せ、「土ってこんなに違うんだ。すごいだろう!」ということを、多くの人に知って欲しいそうです。

現在、土・どろんこ館 企画展示室で開催中の『モノリス・真下の宇宙』展では、大倉さんにご協力いただいて、岐阜県多治見市の粘土採掘場で土壌を採取してモノリスを制作。その経緯を収めたビデオを会場で上映しています。


多治見市の土壌を採取する大倉さん

さらに、大倉さんを講師に『常滑の土壌採取&モノリス制作』のワークショップを9月28日(日)に開催します⇒詳細はこちら。「土壌を理解するためにも、直接見て、触れて、自分の味わった感動を追体験して欲しい」と、大倉さん。

今回採取する土壌は常滑市の丘陵部にあり、今から530万〜300万年前の新第三紀鮮新世に堆積した、粘土や砂、礫(れき)が交互に層を成している常滑層群が母材となっています。


今回採取する常滑市内の土壌。土壌の分類名は赤黄色土

土壌モノリスは、土壌を調査する際に断面標本として採取するもので、土壌の多様性を理解するために様々な種類を並べて見比べます。教育現場などで地域の自然を学ぶ際にも教材として使えますし、自然の堆積作用や土壌生成作用が織りなすナチュラル アートとして、ワークショップで板貼りしたものを、裏に金具を付けて壁掛けにしたり、額装(枠を付けてアクリル板の中に納める)したりして、飾って楽しむこともできます。


多治見で採取した土壌で作成したモノリス。
(※今回作成するモノリスは木枠無しです)


この機会にぜひ、マイ・モノリスを一緒に作成しませんか?

ワークショップのご報告はこちら⇒

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