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ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.40 急ピッチで工事が進む、建物の内外部をご紹介します

2006/08/10

担当 立花

建築途中ですが、皆様を「土・どろんこ館」の工事現場にご案内します。
危険ですのでヘルメットをかぶり、足元に注意しながら、工事の邪魔にならないようにご覧ください。
では、出発します。

まずは、駐車場から建物の外観を眺めましょう。
版築(はんちく)による外壁がそびえ立っています。型枠の間に入れた土を左官職人が棒でたたいて固めた様子が、色の層になって現れています。
一方、建物を取り囲む擁壁(ようへき)はショベルカーを使って固めました。
今年は雨が多く、土の乾燥に時間がかかるなど、工事関係者は頭を痛めております。






通りから目立つ外観

まるで地層からできた建物のよう

では、中に入りましょう。足場に注意してください。
右手には、皆さんがワークショップで作った日干しれんがが、階段横をゆるやかなカーブを描きながら、二階ロフトに向かって積み上げられています。手作りのれんが、一つ一つの個性を活かし、自然な流れに見えるよう注意をしながら積まれたそうです。





皆さんの汗の結晶が詰まっています

何個使われたの?

左手にお進みください。こちらは、受付に向かって右横の位置となりますが、左官職人・久住有生親方デザインの「常滑大壁」が、美しい曲線を描きながら広がっています。カーブと角があり、1ミリの誤差もなく、仕上げで形を造る、難しい仕事とのこと。職人技の見せ所ですね。
弧と弧の間に柱のように見える棒は、F・L・ライトが旧帝国ホテルのスクラッチタイルに採用したのと同じ土を焼き上げて造られています。





左官の技の見せ所

建物そのものが作品

「日干しれんがのワークショップに参加したことがきっかけで、左官職人の仕事に魅せられました」「土が大好きで、土の仕事がしたいと思って来ました」夏休みに入り、建築系の学生が何人も駆けつけています。彼らの意気込みが伝わり、親方が作業の手伝いを許可。「学校ではデスクワークばかり。現場体験ができ、勉強になります」と、職人の先輩方に囲まれて、黙々と作業に励んでいます。





神戸から
手伝いに来た学生

一直線に葺くのは、職人技の見せ所

そろそろ、外に出ましょうか。
見上げてください。屋根にはいぶし銀の三州瓦が積み上げられ、葺く準備が始まっています。
断面がすぱっと切断された「一文字瓦」を使用しますが、下端のラインを真っ直ぐ一文字にそろえて葺くには技術が必要だそうです。


本日の内覧ツアーはこれで終わりです。
皆さん、いかがでしたか?
10月1日開館に向けて、急ピッチで工事が進められています。
多くの方々のエネルギーが注入された建物を、ぜひ見に、触れに来館ください。


工事関係者様。暑さに負けず、ケガに注意して素敵な建物を造ってください。

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