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ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.32 土になる(死んで葬られる:広辞苑)

2006/05/23

担当 立花

17歳の誕生日を直前に控えた昨年早春、実家の愛犬が天寿を全うしました。柴の純血種としては長寿で、晩年は家中を徘徊し、オムツをするようになり、足腰が立たなくなって、寝たきりの生活が約2年間続きました。


徐々に身体が弱り、静かに息を引き取った彼の亡骸は、東京・哲学堂(中野区)のペット霊園で荼毘に付され、私が制作したトルコブルーの丸い陶箱に納められて帰宅しました。


一周忌を迎えたこの春、床の間から場所を移し、庭の隅に植わった日の当たる紅葉の木の傍らに納骨しました。骨は時と共に朽ち土に還りますが、火を加えた“やきもの”はもう、土には戻りません。大地と一体になった方が供養になると、遺骨を取り出し半紙の束で包んで埋め、陶箱は墓石代わりに置いてあります。






命あるものはいつの日か死し、長い年月をかけて土に還っていきます。その役割を担っているのは、土壌中の微生物です。分解された有機物は無機物となり、植物の養分として吸収され再び生命を育んでいきます。


このように、土にはいろいろな作用があります。土の不思議や可能性、多様性に触れるコーナーを、「土・どろんこ館」では設ける予定で準備を進めています。

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