INAXライブミュージアム


ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.50 光州の土は赤かった!

2006/11/07

担当 磯村

10月31日(火) から2泊3日で“鯉江良二韓国個展ツアー”に参加して来ました。
1日目は、ソウル(仁川)から南へバスで3時間の所にある大田、亜州美術館で鯉江先生の個展見学とオープニングパーティー出席、さらに南へ3時間バスで移動し光州で宿泊。
2日目は、チャングムの時代の桃源郷“ソセ園”見学と憮月里にある鯉江先生の友人の陶芸家“宗一根先生”の工房見学、昌平で鴨鍋の昼食をとり光州ビエンナーレ見学、夕食は宮廷料理。3日目は、光州空港から空路金浦空港へ金浦からバスで仁川、中部国際空港まで移動の最終日となりました。


3ヶ月間韓国に滞在しスタッフとともに制作され亜州美術館全室に展示された鯉江先生の作品から発せられるパワーは、すごいものがありました。また、隣国に対する思いの深さにも感ずるものがありました。
ソセ園では、朝鮮王朝時代の人の知恵と遊び心に感動しました。



ソセ園の川の上をまたぐ土塀


この土塀は侵入者を防ぐためのものではなく、景色として築かれたようです。
オンドルの煙突もなんとおおらかでしょう。



ソセ園のオンドルの煙突


今回の旅で一番印象的だったのが宗先生の工房訪問でした。
本当に、本当に素敵でした。工房も自宅も土なのです。手づくりなのです。おおらかなのです。現在も新しい家を建てている最中でした。7年かかっているそうですが、屋根と水周り、日干しれんがを積んだ壁が途中という状態でした。



大小さまざまな日干しれんが





気さくな宗先生、登り窯の煙突の前で


ご自宅にも上げていただき、もち米で作った3種のお餅(トク)と柿、杏茶をご馳走になりました。
とてもあたたかいおもてなしを受け鯉江先生の人徳の深さに感銘を受けました。



ツアーの皆さんと記念撮影、宗先生の工房前で


窯の横に土が寝かせてありました。この土を壁に塗るのですかと質問したところ、やきものにも使うのだそうです。
「えー、藁スサ入ってますよ?」
「ケンチャナヨ!」「ケンチャナヨ!」
光州空港を飛びたち窓から下を見ると赤い土が広がっていました。宗先生の所で見たのと同じような赤い土でした。



光州の赤い土(機内から撮影)


2度目の韓国でした。前回は、家族で釜山を観光しました。ふるさとに帰ったような感覚でどこか懐かしい思いを感じとても韓国が好きになりました。今回の旅で韓国の人のおおらかさを肌で感じました。また、今回は鯉江先生のファンの方々が全国から集まりこの旅を通じて素敵な出会いもありました。「カムサハンムニダ!」


*「ケンチャナヨ」=問題ないです
*「カムサハンムニダ」=ありがとうございます

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