INAXライブミュージアム


ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.37 版築(はんちく)現場体験ルポ!

2006/07/10

担当 磯村

版築とは、中国の基壇(きだん)や土壁の施行方法。玉石を敷いた上に粘土を棒で突き固めて重ねていく方法などがある。日本へは飛鳥時代に仏教建築とともに伝来。と辞書にあります。わかりやすく言うと土をたたいて固める技術です。
前回は、「土・どろんこ館」の内装仕上げの日干しれんがづくりを報告しましたが今回は、外構の擁壁(ようへき)と「土・どろんこ館」の外装を仕上げる版築の報告です。


この秋にリニューアルオープンするINAXライブミュージアムを代表する工法であり、土の力強さを表現するのに適したものであると思います。以前から一度体験したいと思っておりました。休暇を取り久住親方にお願いして6月29日に1日体験をすることになりました。その日の天気予報では、最高気温が33℃になると言っており気合を入れて現場事務所に行きました。
工事現場に入るのは初めての経験なので少し緊張してラジオ体操と朝礼です。その日、現場に入る業者さんがその日の作業と安全行動を順番に発表していきます。「次は、INAXさん。」「INAXの磯村です。久住左官の版築のお手伝いをします。高所作業なので足元、手元に注意して作業します。」なんと言っても現場は、安全第一です。
さていよいよ工事現場です。
職人さんたちはスルスルと足場を登って行きます。「登っている途中に手が離れると落ちるよな」慎重に慎重にぎこちなく格好悪く登りました。


地上3.6mの現場




鉄ハンマーを改良した道具(中央の人の右手)

作業を始めて15分もしたら手の皮がズルッとめくれ、腕は、パンパン。心臓は、バクバク。
「これで1日もつのだろうか?」周りを見ると職人さん達は涼しい顔。
以前、テレビで見た万里の長城の版築のリズムを思い出し、トン・トン・ト・ト・ト・・
トン・トン・ト・ト・トと真似てついてみました。余分な力が抜け気持ちも少し余裕ができました。なんとかこのリズムに歌詞がつけれないものかと思いながら作業を続けました。「かーちゃんのためならエーンヤコラ」のように辛い作業とか互いのリズムを合わせるために労働歌ができたんだと一人納得です。夕方には、坂本九のジェンカ(知らない人が多いかも)を歌いながら楽しく突けるようになりました。ようやくコツのようなものを掴む頃に終わってしまうのは毎度のことです。


型枠を外したところの仕上げをする親方




土・どろんこ館の工事現場より(2006/7/6)

1F.jpg

1F部分の型枠が外されました。7/6現在

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