INAXライブミュージアム


ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.13 常滑の彫刻

2006/01/13

担当 磯村

常滑はやきものの町ですから彫刻の材料もやはり木や石ではなく土が多く使われます。
常滑では陶彫(とうちょう)と呼んでいます。
常滑焼の歴史は、平安時代までさかのぼることができますが、陶彫は江戸時代後期と言われています。
当時の陶彫は、動物の形をした香合(こうごう)や大きくてもせいぜい高さ20cmくらいまでの人物坐像だったようです。明治16年(1883)常滑美術研究所開設、明治29年(1896)常滑工業補修学校(現愛知県立常滑高等学校)が創立され西洋彫刻の技法が加わり新しい常滑陶彫の歴史が始まりました。神社の狛犬、高さが3mほどの大きな観音様も作れるようになりました。
現在では、常滑陶彫会という団体があり「とこなめ焼きまつり」や「長三賞陶業展」で約30名の会員の作品を見ることができます。



神明社の狛犬、阿像と吽像の作者が違う


昭和40年代まで常滑の町はにぎやかで活気がありましたが現在の商店街はのれんを下ろした店が多く寂しくなりました。「やきもの散歩道」だけでなくもっと常滑の魅力を知ってもらおうと商店街の人たちが立ち上がりました。商店街に陶彫を置き、観光客の皆さんに常滑らしい商店街や作品を見てもらおうという企画です。この企画に賛同した「常滑陶彫会」の陶芸家らの好意で作品が集まりました。
2/17までには、第一弾の20体が「常滑ミナトライン」乗船所から商店街を通りINAXライブミュージアム(土・どろんこ館)まで施工されます。常滑を「線」で結んで活性化する、この計画が盛り上がり、多くの人に楽しまれることが期待されています。




試験施工された陶彫


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