INAXライブミュージアム


ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.6 伊予柑の陶壁 四国の古巣へ帰る

2005/12/12

担当 竹多

12月6日、朝から大型クレーンが3台のほか関係車両が狭い空き地に集結し、エンジンを響かせながら、そのときを待っていました。前日は、木枯らしの吹く冷たい中で日没後まで、投光器で照らしながらの解体準備作業となりました。そして明けて6日、「先負」のため、クレーンのつり作業は正午まで持ち越し。正午過ぎには、満を持して陶壁は真っ青な空高く吊り上げられ、最後の雄姿を私たちに見せて、トラックの荷台に積まれました。




クレーンで吊り上げられる陶壁

この陶壁は、昭和29年に松山市の愛媛相互銀行(現愛媛銀行)が市内中心部に建築する大街道支店の建物外壁装飾用に、当時の伊奈製陶(現INAX)に発注されたものです。繁華街にあって当時から待ち合わせ目印として多くの市民に親しまれてきたそうです。テーマは「伊予柑を収穫する男女の像」で、原型は常滑を代表する彫刻家で日展作家の故伊奈重孝さん。制作は伊奈さんの指導を受けながら工場の担当者二人があたりました。平成元年に建物の建替えに伴い、この外壁から幅2.4m、高さ5.1mの大きさに切り出された130余りのパーツからなる彫像部分が、INAXに譲渡され、「窯のある広場」に16年間展示されてきました。




見送りに駆けつけた当時制作を担当したOBの古川勝さん

この陶壁が撤去された跡は、現在準備が進められている「INAXライブミュージアム」のメインの広場として、多くの人々が集う緑豊かな広場に生まれ変わります。

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