INAXライブミュージアム


ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.127 常滑 「陶と灯の日」に思う

2010/10/15

担当 辻

常滑市と常滑商工会議所が中心となって今年から10月10日を「陶と灯の日」とし、私たちのミュージアム始め市内各地で陶にちなんだ催しが行なわれた。

常滑のやきものは、多くの人の尽力で1000年近い歴史を続けてきた。厳しい時代に鍛えられ、炎を灯し続けた先人達があって、現在がある。また今、大変苦境にあるのが常滑のやきもの業界だ。

40年ほど前、今を見越していたのか「将来の進歩発展に資する」ことを目的に、当時のお金で1億2000万円に相当する株が個人によって寄付され、陶芸や陶業振興にかかわる賞が制定された。この先人に感謝し、未来への展望を開こうとするのがこの「陶と灯の日」の趣旨となっている。
この先人は、初代常滑町長、初代常滑市長そして常滑市名誉市民第1号となった伊奈長三郎氏で、賞の名前を長三(ちょうざ)賞という。常滑陶芸研究所も彼の基金によって設立・運営され多くの人材を輩出した。




伊奈長三郎氏


彼の言葉に「文学界の芥川賞、直木賞のような規定を作り・・・」とある。INAX創業者としても手腕を発揮されたが、最高の文学賞を模範としたことに地域に対する強い思いを感じる。
少年よ大志を・・・の言葉もあるが、やきもの関係者よ大志を抱けと言い続けているのではないだろうか。彼の命日の10月10日は、やきもの関係者の「大志」が問われていたと思われる。

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