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ライブミュージアム日記

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2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.29木に緑が・・・・

2006/05/01

担当 辻

今年の知多半島は風が強く、寒かった。現場に残されていた木も、周りの建物はなくなり孤高の姿を寒風にさらしていました。葉を落とし、孤独に耐え、枯れたような枝を見ると心配になり、時には小枝を折って生きていることを確認していました。残せる樹木は残して当たり前と思っていたのですが、「木を残した姿勢がいい」とある時ある人に誉められました。思ってもいなかった誉め言葉から、この木の行く末がだんだん心配になってきました。枯らしてしまったら、今回のプロジェクトの意義の多くを失いそうな気にもなります。
「家に植えている木をみれば、そこに住んでいる人のすべてがわかる。木は人そのものである」というアメリカンインディアンの言葉もあります。枯らさないようにと強迫観念のようなものすら生まれてきたのです。
芽吹くまでやきもきしました。そしてようやく、新緑をまとってくれました。



緑のシンボルツリー


木を取り囲むように土・どろんこ館の工事は急ピッチで進んでいます。5月の中旬からは屋根や内装の工事にかかります。また外部の版築工事も進められます。急激に土の建築の姿が現れてきます。木が新緑をまとい始めたように、コンクリートの表面には生々しい土の衣が造られていきます。そしてその土は緑を抱くようになっていくと思われます。土と木や草、自然で悠久な建物、季節によって変化する建造物、いよいよ本格的な工事に入ります。

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