INAXライブミュージアム


ライブミュージアム日記

«  2005年12月  »
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

RSS

2009年以前の記事は、ライブミュージアムでの日々の出来事やスタッフの想いを綴ったものです。

2006年9月以前の記事は、土・どろんこ館開設準備室による「どろんこ広場」として書かれたものです。


独自企画や地域との連携で、コンサートや講演会、ワークショップなど、さまざまなイベントを開催しているミュージアム。ライブ感あふれる活動をスタッフがご案内・ご報告します。

No.4 家をつくる

2005/12/01

担当 辻

世界中には、いろいろな形の家があります。寒い地方は寒さを入れないように工夫され、暑い地方では、風のとおりをよくしたり、壁を厚くしたり、日陰をうまく作ったりします。
人間は弱い動物で、きびしい自然に適応できるように家をつくらないと命をつなぐことが、できなかったのです。最近は、高断熱、高気密をうたう家が増えてきています。より自然の温度や空気を断ち切り、人工環境を継続的に維持するような動きのように思います。世界でもめずらしいほど四季ゆたかな日本で、四季を感じさせない、そんな家が増えていくのは、どうなのでしょうか?
世界では、土の家が圧倒的に多いと思います。その場所にある土や石や木、草でつくられます。村びとや仲間が集まって家をつくり、こわれたら家族で直す。そこの自然が変わらないように、家のつくり方も変わらない。お金がなくても家ができる、これは衝撃的でしたが、近くの土や木、石、草、木の皮など「自然の恵み」がお金の代わりです。



めっけもの・建設予定地から発掘された古いフレットミル(やきものの原料をすりつぶす石臼)・現場で使います


土の家で暮らす人々はゆたかな気持ちと笑顔を持っています。土の集落のどこに行ってもこちらもハッピーな気持ちになりました。住宅ローンに追われることや、建物の構造計算詐欺の悪夢にうなされることはないのですから、当然かもしれません。土の家が壊れた時には、直す家族がいる、仲間がいる、それだけでも今の日本にはない安心感かもしれません。土・どろんこ館は工業製品ももちろん使いますが、土や木、石など常滑周辺でとれるものを極力、使う予定です。つくる時にも大勢の人に参加してもらい、祭りのように木や土で楽しく仕上げる予定です。ぜひ参加くださいね。



土・どろんこ館の工事現場より(2005/11)

kensetuyoteichi.jpg

奥に見えるのが、実験工房です

最近の投稿一覧

ページの先頭へ

LIXIL Link to Good Living

Copyright © LIXIL Corporation. All rights reserved.