建築とデザインとその周辺をめぐる巡回企画展



展覧会案内

マカオのアズレージョ -ポルトガル生まれのタイルと石畳-展<br>Macau’s Azulejos

マカオのアズレージョ -ポルトガル生まれのタイルと石畳-展
Macau’s Azulejos

Macau’s Azulejos--Ceramic Tiles and Stone Pavement Originating in Portugal

Osaka: 4 Sptember,2015-17 November,2015
Tokyo: 26 November,2015-20 February,2016

] Macau, whose historic city center is a designated World Heritage Site, is working to revitalize its nostalgic old Chinese townscapes and, along with them, its legacy of Portuguese cultural influences dating from the Age of Sail. A form of ceramic tilework called “azulejo” and stone pavement called “calcada” have become symbolic of this endeavor. Such detailing that reflects the history and spirit of Macau imparts an exotic, old-world charm to Macau’s streets. This exhibition will convey Macau’s old-world atmosphere through photographs and video recently taken in Macau and exhibits of actual azulejo tiles.

プレスリリースpdf_icon_s.gif PDF 460KB ※ご覧いただくにはAdobe Reader が必要です。

ギャラリー1(東京): 2015年11月26日(木)〜2016年2月20日(土)
□Closed:水曜日/Wednesday
□AM10:00〜PM6:00
□入場無料/Free
ギャラリー大阪: 2015年9月4日(金)〜11月17日(火)
□Closed:水曜日/Wednesday
□AM10:00〜PM5:00
□入場無料/Free




対談「ポルトガルの街並みを巡る〜マカオのアズレージョの源流を辿って」(大阪)
トーク「ポルトガルの街並みを巡る〜マカオのアズレージョの源流を辿って」(東京)
展示会概要
マカオのアズレージョ

民政総署は16世紀の建物を利用して建て替えと拡張、修復を繰り返して2002年に設立された。室内の色鮮やかなアズレージョは古典的な図案をもとにしたポルトガル産。

マカオのアズレージョ

アズレージョのディテール。マカオポルトガル語学校。

マカオのアズレージョ

關前街。大航海時代に遡る、マカオ最古の通りとされる。昔ながらの中国の街並みと中国貨幣をモチーフにしたカルサーダスが溶け込んでいる。




撮影:益永 研司
*画像をご使用の方はLIXILギャラリーまでお問合せ下さい。






マカオは、面積およそ30㎢、東京の山手線内ほどの広さに60万人が住む中国の特別行政区で、世界遺産の街として知られています。年間3,000万人が訪れる人気の観光地、エンターテインメント・リゾート地として変貌を遂げつつある中、マカオでは、2049年の中国への完全返還を前に、大航海時代に遡るポルトガル由来の文化を、古き良き中国の街並みと共に再生する街づくりが進んでいます。その象徴的な存在が、ポルトガルからもたらされた「アズレージョ」※1というタイルと、「カルサーダス」※2という石畳です。街角で見る異国情緒は、旧ポルトガル植民地、マカオの歴史と遺伝子を示すこれらのディテールによって育まれています。
本展では、現地取材を行い撮影した最新の写真や映像を通して、ポルトガルと中国とが交じり合うマカオ独特の文化や街の表情を紹介します。また、「世界のタイル博物館」※3のコレクションから7組のアズレージョを展示し、おおらかで豊かな装飾タイルの魅力を鑑賞いただきます。


※1 アズレージョ:ポルトガルで16世紀頃から作られている装飾タイル。白地に青色単彩のほか多彩色で装飾文様や具象的な図柄が描かれる。
※2 カルサーダス:ポルトガルのリスボンで19世紀より広まった路面舗装。主に5平方cm 程度に切った白と黒の石灰岩を用いて道路や広場にはめこみ、波型や幾何学文様、動物、文字などを表現する。マカオではセナド広場、カテドラル広場などの観光名所に多く見られる。
※3 愛知県常滑市で株式会社LIXILが運営する文化施設。紀元前から近代までのタイルコレクションの中から約1000点を常設展示し、タイルの魅力と発展の歴史を紹介する。


見どころ

<アズレージョのデザイン>
アズレージョの装飾が見事な「民政総署」は、16世紀の建物を利用して建て替えと拡張、修復を繰り返して2002年に設立されました。
室内の色鮮やかなアズレージョは古典的な図案をもとにしたポルトガル産。一方、庭園内に以前の姿を記録したプレートがあり、こちらは中国産です。
文化的要素が富むリゾートホテル「ポウサダ・デ・サンチャゴ」も、アズレージョが多く使用されています。ここは1629年に設立されたポルトガル軍の要塞を入口として活用し、そこに巨大なアズレージョのパネルが掲げられている他、柱やカット技術を用いた「ファティマの聖母」など見所が多い建物です。会場では、この二か所を大きく取り上げ、鮮やかなアズレージョの数々を写真でご覧いただけます。
 
<カルサーダスのデザイン>
石畳のことをポルトガル語でカルサーダスと言います。石畳の歴史は古代ローマ帝国時代に遡り、領地であったヨーロッパ各地に発達した道路舗装の方法でした。しかし近年は車社会の到来で石畳の範囲は狭まり、広場や路地に残る程度となり、ポルトガルでは19世紀になって再整備されました。マカオもポルトガル同様に模様の輪郭が角張らないよう細かくカットされ、輪郭の滑らかな表現にこだわりが感じられます。
カルサーダスで装飾された広場や路地の雰囲気を、写真等で会場に再現、足元に広がる迫力を体感していただけます。

<実資料>
「世界のタイル博物館」コレクションより、17〜19世紀にポルトガルで制作されたアズレージョの実物7組を展示します。伝統的な青色の絵付けタイルだけでなく、多彩色のタイルの色合いや、模様の美しさなどを間近でご覧いただけます。

展示にあたり、関係の皆様には多大なるご協力を賜りました。この場をかりて厚くお礼申し上げます。



[企 画]
INAXライブミュージアム企画委員会、LIXILギャラリー
[制 作]
株式会社LIXIL
[展示デザイン]
株式会社ゼロファーストデザイン

INAXライブミュージアム Tile Folio
マカオのアズレージョ
『マカオのアズレージョ -ポルトガル生まれのタイルと石畳-』
会場にて発売中!
定価:760円(税別)  LIXIL出版
会場風景
マカオのアズレージョ
マカオのアズレージョ

マカオのアズレージョ

2015年 大阪会場写真





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