建築とデザインとその周辺をめぐる巡回企画展



展覧会案内

建築の皮膚と体温-イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界- 展<br>Giving Warmth to the Building--The World of Gio Ponti,Father of Modern Italian Design

建築の皮膚と体温-イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界- 展
Giving Warmth to the Building--The World of Gio Ponti,Father of Modern Italian Design

Giving Warmth to the Building--The World of Gio Ponti,Father of Modern Italian Design


ジオ・ポンティ(Gio Ponti : 1891-1979)は、ミラノを拠点に幅広い分野で活躍した建築家、デザイナー、画家、編集者で、「イタリアモダンデザインの父」と呼ばれています。本展では、建築家としてのポンティに焦点をあて、モダニストでありながら、建築の表面に様々な表情を与えようとしたポンティのこだわりを読み解きます。

プレスリリースpdf_icon_s.gif PDF 460KB ※ご覧いただくにはAdobe Reader が必要です。

ギャラリー1(東京): 2014年9月4日(木)〜11月22日(土) 休館日:水曜日□10:00〜18:00 □入場無料
ギャラリー大阪: 2014年6月6日(金)〜8月19日(火) 休館日:水曜日、8/14-17□10:00〜17:00 □入場無料


展示品リスト
講演会「窓と表層の世界―ジオ・ポンティの建築をみる」(大阪)
トークセッション「建築の皮膚感覚 ジオ・ポンティと村野藤吾の表現を探る」(東京)
展示会概要
建築の皮膚と体温

建築の皮膚と体温

小石形のタイルが埋め込まれた壁面(上)
ホテル・パルコ・デイ・プリンチピ
(イタリア、ソレント 1960-1962)のレセプション

建築の皮膚と体温

建築の皮膚と体温

修復後のサン・フランチェスコ教会外観(上)とタイル面のアップ(下)


写真:すべて梶原敏英
*画像をご使用の方はLIXILギャラリーまでお問合せ下さい。



コマ撮りアニメ

「表情を変える建築の皮膚 床タイルのデザイン」
(短縮バージョン)

*会場ではフルバージョンを公開しています。







ジオ・ポンティは、イタリアの陶磁器メーカー、リチャード・ジノリのアートディレクター時代に培った素養を活かした陶器、カトラリーや食器のデザインから、家具や高層ビルの設計まで手がけるなど、多彩なマテリアルと戯れる稀有な存在として、近年、ヨーロッパを中心に世界各国で再評価が進んでいます。
本展は、ポンティの多岐にわたる活躍の中でも建築家としての作品に注目し、視覚的効果を多用した独特の建築表現を紹介します。
20世紀初頭のモダニズム以降、建築の“表面”には人間的な温かみや楽しさ、手仕事や装飾の魅力が置き去りにされる傾向がありました。一方、ポンティはモダニストでありながらも、建築の“表面”の表現を模索し、工業製品に手仕事を介在させて、そこに質感や温もりといった「皮膚感覚」を与えました。特に1950年代以降、ポンティは建築という重さを伴う存在のなかに、「軽やかさ」と「薄さ」を追求します。その結果行き着いた建築の「皮膚」(表面)へのこだわりを、彼が好んで用いたマテリアルである陶磁器(タイル)を中心に、建築思考を伝える格言や独自のグラフィックなどから多角的に読み解きます。

なお、本展は、2013年11月2日から2014年3月18日まで、愛知県常滑市で貝IXILが運営する、土とやきものの文化施設「INAXライブミュージアム」にて開催した同展を、映像、ポンティの言葉など展示資料を加え、空間も新たに展開します。本展は、巡回企画展として、LIXILギャラリー(東京)でも開催します。

見どころ

@ポンティデザインのタイルを再現
ソレントの海を想起させる、ホテル・パルコ・デイ・プリンチピ(イタリア、ソレント)のブルーのタイルや、オランダ、アイントホーフェンのデパートのファサードに使われたタイルなど、6シリーズ11デザインのタイルを再現しました。LIXIL(当時のINAX)は2008年、ポンティ設計の「サン・フランチェスコ教会」(1964年、ミラノ)修復に伴い、外壁タイルを1年の試作期間を経て復原した実績があります。本展開催のきっかけとなる、やきもの技術を駆使した再現タイルの数々をご覧ください。
 
Aポンティを体感する空間デザイン
本展の会場デザインは常滑に続き、新しい感性で注目を集める若手建築家ユニット、トラフ建築設計事務所が担当しました。「外壁」「内壁」「床」「窓」の4つのテーマを柱に、彼が残した象徴的な言葉を交え、回遊しながらポンティの建築表現を読み解きます。「軽さ」や「温もり」を体感する空間が出現します。

Bポンティの映像
本邦初公開の映像として、イタリア国営放送のみで放映したジオ・ポンティのインタビュー映像も一部翻訳して紹介。自らの言葉で建築や人生を語る姿は必見です。さらに、ポンティのアイディアの宝庫、ヴェネズエラの首都カラカスの丘に立つヴィラ・プランチャートも映像でご覧いただけます。美しい景観とポンティのグラフィカルな空間が目の前に広がります。さらに、ポンティデザインのタイルパターンの展開をアニメーションで試みます。1種類のデザインが組み合わせによって次々と表情が変化する様子は、まさしくポンティマジックと言えるでしょう。

Cポンティの図面・スケッチ
「ジオ・ポンティ アーカイヴス」(ミラノ)の全面的なサポートを得て、貴重な図面や直筆スケッチ類を10点展示します。ポンティは、建築の皮膚をつくる建材のデザインから人間のもうひとつの皮膚としてのコスチュームデザインまで、バリエーションに富んだ多数のスケッチを残しています。思考のスピードを感じさせるような線と自由で楽しい色彩を間近に鑑賞していただけます。

展示にあたり、関係の皆様には多大なるご協力を賜りました。この場をかりて厚くお礼申し上げます。



[企 画]
INAXライブミュージアム企画委員会、LIXILギャラリー
[制 作]
株式会社LIXIL
[キュレーター]
田代かおる(デザインジャーナリスト)
[会場デザイン]
トラフ建築設計事務所
[会場グラフィック]
UMA/design farm
[アニメーション・音楽]
kobito inc.・三浦 正幸
[特別協力]
ジオ・ポンティ アーカイヴス
[後 援]
イタリア大使館、イタリア大使館貿易促進部
[協 力]
株式会社カッシーナ・イクスシー、建築資料研究社+アイシオール、永井敬二、ハーマンミラージャパン株式会社、Maharam

INAXミュージアムブック
建築の皮膚と体温
『建築の皮膚と体温 イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界』

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本文64ページ
定価:1500円(税別)  LIXIL出版
会場風景
建築の皮膚と体温
建築の皮膚と体温 建築の皮膚と体温
建築の皮膚と体温

2014年6月 大阪会場写真





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