建築とデザインとその周辺をめぐる巡回企画展



展覧会案内

山と森の精霊 高千穂・椎葉・米良の神楽 展<br>Mountain and Forest Gods Sacred Kagura Dances of Takachiho,Shiiba and Mera

山と森の精霊 高千穂・椎葉・米良の神楽 展
Mountain and Forest Gods Sacred Kagura Dances of Takachiho,Shiiba and Mera

Mountain and Forest Gods--Sacred Kagura Dances of Takachiho,Shiiba and Mera


記紀神話の舞台・宮崎から、神楽の宝庫といわれる高千穂、椎葉、米良の3地域に伝承される夜神楽と九州の民俗仮面を紹介します。
自然と密着した暮らしの中で受け継がれてきた、神々と交歓する一夜の儀式と仮面の迫力を写真、映像、再現展示や実資料などから臨場感豊かにご覧いただきます。

プレスリリースpdf_icon_s.gif PDF 460KB ※ご覧いただくにはAdobe Reader が必要です。

ギャラリー1(東京): 2012年12月6日(木)〜2013年2月23日(土) 休館日:日祝日、年末年始□10:00〜18:00 □入場無料
ギャラリー大阪: 2012年9月7日(金)〜2012年11月22日(木) 休館日:水曜日□10:00〜17:00 □入場無料


展示品リスト BOOKLET
講演会「精霊と舞う 宮崎の神楽考」(大阪)
トーク&神楽公演「米良山系・村所の夜神楽」(東京)
展示会概要
山と森の精霊

天岩戸神話に基づく「鈿女(うずめ)」。
天鈿女命(アメノウズメノミコト)が岩戸に隠れた天照大神(アマテラスオオミカミ)を誘い出す舞。能の影響を受けて、優麗さが求められる難曲とされる。(黒仁田)

山と森の精霊

荒神(くろふず様ともいう)。
籾俵に腰掛けて神主と問答をする。(大藪)

山と森の精霊

「星の舞」。銀鏡(しろみ)と越野尾(こしのお)だけに伝わる星祭りの舞で、神楽の前日に奉納される。
古代中国の星宿(せいしゅく)思想に則る神事で、大いなる自然神である「宿神」の降臨を促す。(銀鏡)

撮影すべて:高見乾司


九州の山深い森で
今に継がれる神楽の舞
神々と人との交歓の物語



『古事記』編纂1300周年のこの年(2012年)、日本発祥の物語に出会います。
宮崎県下の九州脊梁(きゅうしゅうせきりょう)山地には、緑濃い豊かな照葉樹林の森が広がっています。奥深い山間部にも必ず人の営みがある地域です。狩猟をし、山の斜面を田畑にし、生活をする人々。自然と密着した暮らしがいにしえから続いています。この地方には『古事記』や『日本書紀』中に登場する日向神話の舞台も数多く点在し、神話や伝説とともに独自の風土を培ってきました。宮崎には今も300を超える神楽が伝承され、こうした神々の世界を今に語り継いでいます。
本展では、神楽の宝庫といわれる高千穂、椎葉、米良に伝承されてきた神楽をとおして、自然(神/精霊)とそこに生きる人々との神聖で密接なかかわりを写真、映像、再現展示、実資料から紹介します。

見どころ

@精霊と舞う、高千穂・椎葉・米良の夜神楽
年に一度(11月末〜翌年2月)、村人たちが山から神々を迎え、夜を徹してともに舞い遊ぶ夜神楽は、五穀豊穣の祝祭であり、三十三番(演目)の神楽が奉納されます。高千穂・椎葉・米良の3地域は山深い秘境の地であるため、人々の生活形態だけでなく神楽も集落ごとに古い形を保ったまま残されています。
<主な展示>
  まずは、3地域の集落ごとに異なる神楽の様子を写真パネルで紹介します。撮影は、20年以上にわたって宮崎で神楽の調査・研究をされている高見乾司氏です。長年神楽に通いつめた高見氏ゆえの、ここぞという瞬間を見事に捉えた写真ばかりです。会場中心には、米良の「村所神楽」から、御神屋(みこうや)中央に吊られ、宇宙を表わす天蓋を会場に再現し、映像とあわせて臨場感溢れる空間をつくります。その他映像は高千穂の「秋元神楽」もダイジェストでご覧いただく予定です。冬の山里で一夜に繰り広げられる精霊に扮した人々の舞、太鼓や笛の音は私たちを異空間へと誘うでしょう。

A精霊の化身、九州の民俗仮面
九州は、「記紀神話」の舞台となった土地です。古代の物語を語り、祭りや民間祭祀に使われ続け、さらに「神」として山深い村や神社に伝わったのが九州の民俗仮面です。それらは高千穂、椎葉、米良の神楽に代表される民間芸能に伝承されています。
<主な展示>
本展では、九州民俗仮面美術館のコレクション(展示品)より63点の仮面が登場します。それらを「南の国の王」「土地の神々」「古代史の英雄たち」「道化神」「女面」「祖先神」の6つのグループに分けて展示します。プリミティブなものから能面のような洗練されたものまで、多彩で迫力ある造形美を鑑賞していただきます。


展示にあたり、九州民俗仮面美術館をはじめ関係の皆様には多大なるご協力を賜りました。この場をかりて厚くお礼申し上げます。



[企 画]
LIXILギャラリー企画委員会
[制 作]
株式会社LIXIL
[協 力]
九州民俗仮面美術館
村所神楽保存会(宮崎県西米良村)
BOOKLET
山と森の精霊
『山と森の精霊 高千穂・椎葉・米良の神楽』

2012年9月刊行
本文80ページ
定価:1890円(税込)  LIXIL出版
会場風景
山と森の精霊
山と森の精霊

2012年 大阪会場写真





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