建築とデザインとその周辺をめぐる巡回企画展



展覧会案内

種子のデザイン‐旅するかたち‐ 展<br>Seed Design

種子のデザイン‐旅するかたち‐ 展
Seed Design

Seed Design--Shapes for Traveling


多くの植物が、子孫を残す手段として種子を作ります。そしてその形状は、よく目にする身近なものから驚くような身なりをもつものまで多様です。国内や世界の種子のかたちを、機能との関わりからご紹介します。

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ギャラリー1(東京): 2011年12月1日(木)〜2012年2月25日(土) 休館日:日祝日、12/29-1/4□10:00〜18:00 □入場無料
ギャラリー大阪: 2012年3月10日(土)〜2012年5月24日(木) 休館日:水曜日□10:00〜17:00 □入場無料


展示品リスト BOOKLET
観察会「触れて見て知る、種の不思議 東山公園を歩く」(ギャラリー名古屋)
講演会「種子の旅するかたち 〜葉っぱから花・たねへの変身」(ギャラリー1(東京))
講演会「『種子のデザイン』打ち明け話−調べてみて驚いたこと」(ギャラリー大阪)
展示会概要
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スカフィウム
舳先の部分に種子が乗り、ここが重心となって回転する。
所蔵:大阪市立自然史博物館

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キリ
羽を広げた蝶のような翼をもつ。木は高さ10mほどになり葉も大きいが、種子本体は3mmほどで、ごく小さい。
所蔵:兵庫県立人と自然の博物館

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トウビシ
ヒシの最初に出た根は地中に伸びずに水中に伸びていくため、種子には茎を水底に固定する錨が必要。
所蔵:兵庫県立人と自然の博物館
撮影:すべて佐治康生


動物にくっつき、誘惑もする 自然の力を利用して したたかに命をつなぐ、サバイバルトリップ


野菜や果物、穀物から、街路樹、道端の草々まで、植物がわれわれの生活から切り離せないのと同様、種子はあたりまえに、ごく身近にわれわれと共存しています。改めて考えてみると、その姿は、食べられる果実にくるみこまれたものからひっつきむし、たんぽぽの綿毛のようなものまで、子孫を残すという目的を遂げるため、驚くほどさまざまです。
そして種子のかたちをつぶさに観察すると、その美しい、あるいは風変わりな種子のデザインが、必ず生きるための機能に裏打ちされていることに気づかされます。

自ら動くことができない植物は、種子に移動の役割を託しました。子供たちが遠く様々な場所に散るように、快適な環境にたどり着くように、あるいは親元を離れず類似の環境で生きていけるようにと、種子の散布のためにあらゆる策が講じられたのが、今私たちが目にすることができる種子たちです。 それらには、風や水などの自然の力をたくみに利用した、実に細やかで、バラエティに富んだ工夫が凝らされています。

進化のなかで、策の手ぬるいものは淘汰され、そうでないものだけが生き残ってきた植物たちの仕組みは、人の想像を凌駕するほどのアイデアに溢れ、精巧に成り立っています。
今展では、デザインと生態の融合した種子たちの魅力ある姿を、約150点の国内外の種子を通して、存分に楽しんでいただきます。
風、水、動物被食、ひっつきむし、火事など種子たちが旅するために利用する、さまざまな自然の力ごとにご覧頂き、そのデザインの多様な楽しさ・美しさと、小さな翼やかぎ針、鮮やかな色あいすら生き残りの策として利用する強靭さを楽しんでいただければ幸いです。


開催にあたり、大阪市立自然史博物館をはじめ、関係者の皆さまがたに多大なるご協力をいただきました。
この場を借りまして厚く御礼申し上げます。



[企 画]
LIXILギャラリー企画委員会
[制 作]
株式会社LIXIL
[協 力]
大阪市立自然史博物館、岡本素治、兵庫県立人と自然の博物館
BOOKLET
種子のデザイン
『種子のデザイン−旅するかたち−』

2011年9月刊行 本文72ページ 定価:1575円(税込)  INAX出版
会場風景
種子のデザイン 種子のデザイン

種子のデザイン 種子のデザイン

2011年 ギャラリー名古屋会場写真





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