建築とデザインとその周辺をめぐる巡回企画展



展覧会案内

舟小屋 -風土とかたち- 展<br>Topography of Japanese Boathouses

舟小屋 -風土とかたち- 展
Topography of Japanese Boathouses

太平洋に比べ干満の穏やかな日本海側に点在する舟小屋は、地形、人々の生業、集落の歴史、気象条件など、地域の風土全体と深く関わって作られ、使われてきました。独特の魅力を持ち、どこか懐かしい、舟小屋のある風景をたどります。

ギャラリー1(東京): 2007年7月24日(火)〜8月18日(土) 休館日:日祝日、8月11〜16日
会場: INAX:GINZA 7Fクリエイティブスペース1.2
ギャラリー大阪: 2007年9月7日(金)〜11月23日(金) 休館日:水曜日



展示内容 展示品リスト BOOKLET
イベント
名古屋 : 見学会 「丹後・舟小屋探訪 −伊根・新井崎を巡る−」
東京 : 対談 「水辺の原風景を辿る −舟小屋の暮らしと歴史−」
大阪 : 見学会 「丹後・舟小屋探訪 −伊根・新井崎を巡る−」
展示会概要

人々の営みを支えてきた舟のための小屋。日本海に残る、原風景

舟小屋

筒石の舟小屋(新潟県糸魚川市) 撮影:中里和人



日本海沿岸には、木造の船を収納しておくための「舟小屋」と呼ばれる小屋が点在しています。日本海側は太平洋側に比べて干満の差が少なく、冬場は雪や降水量が多いため、大切な船を守るためにも受けつがれてきた文化といわれています。人々が舟小屋をもつ場所や目的、形式は様々で、時代と共に用途も含め幅広く変化してきました。舟小屋は人々のなりわいの今昔を色濃く反映するかたちとして、独特の魅力ある風景を作り上げているのです。
本展では、地形や集落の歴史、気候条件といった風土の中で、人々が生活に応じて発展させてきた舟小屋の数々をご覧いただきます。会場では、まず全国に位置する舟小屋分布図がその多彩さを伝えます。続いて新潟から隠岐にかけての11箇所を中心に各地の舟小屋をエリアごとに紹介し、その姿、使われる材料、景観との関わり、土地に生きる人々の仕事まで、舟小屋につながる実に豊潤な物語の数々を紐解きます。それぞれのディテールやたたずまいを捉えた各種写真をはじめ、高台から湾を見下ろしたような伊根町の250分の1模型や図面類など、見どころや解説を交えながら舟小屋を巡る旅へと誘います。
開催にあたり、関係の皆さまがたに多大なるご協力をいただきました。この場を借りまして厚くお礼申し上げます。

[企 画]
INAXギャラリー企画委員会
[制 作]
株式会社INAX
[協 力]
中村茂樹、日本大学理工学部海洋建築工学科・畔柳昭雄研究室


舟小屋

三方五湖の舟小屋(福井県) 撮影:中里和人



舟小屋
舟小屋
舟小屋

会場写真 INAXギャラリー名古屋


BOOKLET
『舟小屋−風土とかたち』



2007年3月刊行
本文72ページ(カラー48ページ)
定価:1575円(税込) 
INAX出版
目次
[図版構成] 
筒石、寺家、麦ヶ浦、七尾、長尾、岩車(撮影:中里和人)
[論考]「舟小屋/海人の暮らしと民俗」神崎宣武(民俗学者)
 「舟小屋という水辺建築の魅力」畔柳昭雄(日本大学理工学部教授)
 「舟小屋をもつ漁村の暮らし」中村茂樹(株式会社コミュニティ計画研究所代表)
[図版構成]三方五湖、成生、田井、水ヶ浦、伊根、新井崎、隠岐(撮影:中里和人)

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