建築・美術展 GALLERY 2




展覧会案内

クリエイションの未来展 第8回 隈研吾監修 「Advanced Design Studies, The University of Tokyo. 新しい建築教育の現場」

クリエイションの未来展 第8回 隈研吾監修 「Advanced Design Studies, The University of Tokyo. 新しい建築教育の現場」

2016年6月12日(日)〜8月22日(月)

※8/22に完成したパビリオンのモックアップを8/27(土)まで展示しています
■ 休館日
水曜日、8月10日〜17日
■ 開館時間
10:00〜18:00
■ 観覧料
無料
■ 協力
隈研吾建築都市設計事務所、東京大学小渕研究室、T_ADS( Advanced Design Studies, The University of Tokyo )

トークイベント 隈研吾(建築家)× 小渕祐介(東京大学准教授)×トーマス・ダニエル(聖ヨセフ大学建築学部長・マカオ)
2016年7月23日(土)18:00〜20:00

※終了しています

プレスリリース(711KB)pdf_icon_s.gif
※ご覧いただくにはAdobe Reader が必要です。


The 8th Future of Creation Exhibition: Supervised by Kengo KUMA
Advenced Design Studies, The University of Tokyo; The Scene of New Architectural Education

12 June - 22 August 2016
■ Closed
Wednesday, 10 - 17 August
■ Open
10:00〜18:00
■ Admission
Free
■ Thanks to
KENGO KUMA AND ASSOCIATES, Lab of OBUCHI in Tokyo University, and T_ADS ( Advanced Design Studies, The University of Tokyo )

◆アートニュースはPDFをご覧下さい。/ Here is more details. (PDF 909KB)
T_ADS 新しい建築教育の現場 / T_ADS The Scene of New Architectural Educationpdf_icon_s.gif ※ご覧いただくにはAdobe Reader が必要です。

「99 Failures」 2013年 H4x9x7m、ステンレス
T_ADSの学生と企業の協同によって制作されたパビリオン
99 Failures, 2013, H4x9x7m, Stainless
The pavilion created by collaboration with students of T_ADS and a corporation



展示会概要
LIXILギャラリー企画「クリエイションの未来展」について
LIXILギャラリー企画「クリエイションの未来展」では、日本の建築・美術界を牽引する4人のクリエイター、清水敏男(アートディレクター)、宮田亮平(金工作家)、伊東豊雄(建築家)、隈研吾(建築家)を監修者に迎え、それぞれ3ケ月ごとの会期で、独自のテーマで現在進行形の考えを具現化した展覧会を開催しています。

→ Art and Architecture Exhibitions (GALLERY2)

これからの建築家を育てる新しい教育
「クリエイションの未来展」の第8回目となる今回は、建築家の隈研吾氏監修のもと、「T_ADS」(Advanced Design Studies, The University of Tokyo) の准教授小渕祐介氏による「新しい建築教育の現場展」を開催します。現在、構造家、デザイナー、設計家など役割を分断してつくられている建築は、今後コンピュータを媒介とすることで、全体をひとつとして考えることが可能になります。このことによって建築家の創造性や建築思想が大きく変わると言われています。より環境や自然の合理性に即した建築をつくるために、東京大学では、3Dモデリングを駆使したモデルを製作するデジタルファブリケーションを導入し、建築学生と建設関連企業が協働して実際に小さなパビリオンを建設する実践的な授業を始めています。本展ではこれらの教育とその可能性を映像、模型、図面によって紹介します。


「クリエイションの未来展」第8回の監修者、隈研吾氏について

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隈研吾  Kengo KUMA
建築家
1954年生。東京大学建築学科大学院修了。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。現在、東京大学教授。1997年「森舞台/登米市伝統継承館」で日本建築学会賞受賞、その後「水/ガラス」(1995)、「石の美術館」(2000)「馬頭広重美術館」(2000)等の作品に対し、海外からの受賞も数多い。2010年「根津美術館」で毎日芸術賞。近作に浅草文化観光センター(2012)、長岡シティホールアオーレ(2012)、「歌舞伎座」(2013)、ブザンソン芸術文化センター(2013)、マルセイユ現代美術センター(2013)等。著書に、『自然な建築』(岩波新書 2008)、『小さな建築』(岩波書店 2013)、『日本人はどう住まうべきか?』(養老孟司氏との共著 日経BP社 2012)


監修者からのコメント
「T_ADS」
東京大学の建築学科にT_ADSという新しい場所を作りました。縦割りに分割されてズタズタになった、二十世紀の建築界をつなぎ直したいという思いで、このT_ADSを作りました。
   まず、デザインする人と、物を作る人とが分裂していました。デザイナーは、かっこよさばかりを考えていたし、作る人は作りやすさと、お金のことばかりを考えていました。作る人の中も、ズタズタに分割されていました。構造体を作る人、インテリアを作る人、それぞれが自分の都合、自分の利益だけを考えて、人間のことを忘れていました。
   デザインする人達もバラバラでした。形をデザインする人、構造計算をする人、積算をする人、みんなが自分の領域の中だけでの最適化をめざしていて、全体のことは忘れたふりをしていました。建築の外側にある地域環境のことは、もっと忘れていました。
   そんなバラバラにされた断片を、もう一度つなぎ直そうというのが。T_ADSの目標です。つなぐためのノリとして、コンピュータに活躍してもらいます。コンピュータという小さな武器を媒介にして、建築の世界が再びひとつになることが、T_ADSの目標です。建築の世界がひとつになるだけではなく、建築と庭の世界がひとつになり、建築と都市がひとつになり、建築と地球がひとつになることも、T_ADSは夢みています。
   そうなれば、T_ADSは建築学科に属している必要もないし、東京にある必要もないかもしれません。実際のところ、すでにT_ADSには、世界中の、様々な人間が参加しはじめています。そういう新しい場所の空気感とリアリティを伝えるのが、この展覧会の目標です。   (隈研吾)


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T_ADS スタジオの様子                              3Dプリンタで制作されたディストリビューション・デバイスのパーツ


小渕祐介氏について
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小渕祐介  Yusuke OBUCHI
東京大学准教授
専門は建築設計・コンピユーテーショナルデザイン。南カリフォルニア大学卒業、プリンストン大学修了後、AA スクール(ロンドン)DRL 共同ディレクターを経て2010年より東京大学准教授。世界の先端のコンピューテーショナルデザインを日本に導入し、プログラミングや3Dモデリングを駆使してモデルを製作するデジタルファブリケーションを研究している。



T_ADS のプロジェクトで制作されたこれまでのパビリオン

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Different Brick 2013                                     STIK 2014                                                  TOCA 2015
                                                                Smart Tool Integrated Konstruction                Tool Operated Choreographed Architecture



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2016年 会場風景