建築・美術展 GALLERY 2




展覧会案内

黒宮菜菜 −流彩の幻景−展

黒宮菜菜 −流彩の幻景−展

2010年4月1日(木)〜4月27日(火)

■ 休館日
日祝日
■ 開館時間
10:00〜18:00
■ 観覧料
無料

アーティスト・トーク 4月1日(木) 18:00〜19:00

アートニュース

プレスリリースpdf_icon_s.gif ※ご覧いただくにはAdobe Reader が必要です。

Photo: 「雲あそび」2009年 182cm×227cm アクリル板、木材、油絵具、メディウム



展示会概要
ギリシャ神殿の柱のようなかたちが並んでいます。柱頭には丸いビーズのような豪華な装飾が施され、柱と柱の間には首飾りのようにめぐらされて煌めいています。全体にカラフルな淡い色調で、荘厳な雰囲気の中に、華やかで優しさの漂う油彩による平面作品です。
柱のかたちは、滑らかなアクリル板に油絵具を直接流すことによって表現されています。上から下に液体が流れていくさまには自然のストロークのダイナミズムがあり、やがて液だれが掠れ薄れていくと、霧の中に建物が沈んでいくような幻想的な光景が浮かび上がります。
また、ビーズやイタリアのガラス象嵌細工のように見える装飾的な部分は、絵具を1滴1滴スポイトで垂らすことによって、その表面張力でふっくらと結びあい、結晶のようなかたちとなります。
黒宮菜菜(Kuromiya Nana)展

2010年 INAXギャラリー会場風景

黒宮菜菜(Kuromiya Nana)展

雲あそび/2009  182×227cm

黒宮菜菜(Kuromiya Nana展 黒宮菜菜(Kuromiya Nana)展

作家の黒宮菜菜は30歳。現在のような作品を制作するようになって3年になります。油絵の具をチューブから直接支持体に塗りつけ、ドリッピングや垂らし込み技法を用い、液晶画面のような鮮やかな発色と光沢で作品をつくり出しています。
モチーフは自然に流れた絵具のかたちから連想されるものたちです。泡のように生まれては消える細胞、樹木や山並み、髪をたらした女性、睡蓮の咲く池、幾何学模様の壁紙が貼られた室内などが、洪水のように押し寄せる色彩の間に浮かび上がり、濃密な世界をつくり出しています。
黒宮は学部時にはコンセプチュアルな作品を制作していましたが、大学院に移ってそれまでの自分の考えを体現する作品から、そもそも絵を描くこととは何かと考え始めて、一時描けなくなります。その時に残ったのが描きたいという衝動でした。そこから現在の技法を用いた作品が生まれました。
博士課程に在学中の黒宮のエネルギッシュな作品をご覧下さい。

黒宮菜菜(Kuromiya Nana)展

無題/2010  188×2775cm

黒宮菜菜(Kuromiya Nana)展

漂流/2010  245×158cm 

作家略歴
1980 東京生まれ
2007 京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科洋画コース総合造形専攻卒業
2007 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士過程油画専攻入学
2009 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了
現在 京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程在籍
■ 個展
2008 「debut! ver. NANA IIZUKA 」谷門美術(東京)
2009 「黒宮菜菜 個展」谷門美術(東京) 
■ グループ展
2006 「呼吸する out line」 gallery RAKU(京都)
「呼吸する out line vol.2」 ART ZONE(京都)
2007 「ART AWARD TOKYO 2007」 行幸地下ギャラリー(東京)
「LOCA 2007」 京都市立芸術大学3号棟 4階廊下(京都)
2008 「混沌から躍り出る星たち2008」(招待作家)ギャルリ・オーブ(京都)
スパイラルガーデン(東京)
「TOKYO EYE 06」 大丸東京店(東京)
「四条ストリートギャラリー」 高島屋、田ごと(京都)
「LOCA2008」 京都市立芸術大学3号棟4階廊下(京都)
2009 「作品中! '09」 galerie 16(京都)
「ART AWARD TOKYO 2009」 行幸地下ギャラリー(東京)
■ 受賞
2009 修了制作展 大学院市長賞(買い上げ作品)

ページの先頭へ

LIXIL Link to Good Living

Copyright © LIXIL Corporation. All rights reserved.