建築・美術展 GALLERY 2




展覧会案内

日野田崇 展 −アレゴリーの暴発−

日野田崇 展 −アレゴリーの暴発−

2009年4月1日(水)〜4月25日(土)

■ 休館日
日祝日
■ 開館時間
10:00〜18:00
■ 観覧料
無料

アーティスト・トーク 2009年4月1日(水) 18:00〜19:00

アートニュース

プレスリリースpdf_icon_s.gif ※ご覧いただくにはAdobe Reader が必要です。

Photo: 「王位剥奪」2008 セラミック 133x60x45cm  写真:福永一夫



展示会概要
日野田崇(Hinoda Takashi)さんの作品は、等身大〜50cmほどの大きさの陶のオブジェに、マンガ的なグラフィックが絵付けされています。近年では、会場いっぱいに見開きマンガ本型の展示台を設置したり、陶のオブジェに繋げて、床から壁まで記号や線描を貼り付けるなど、ユニークなインスタレーションを行ない、ますますその世界を広げています。今展ではこうしたインスタレーションの新作「アレゴリーの暴発」を展示します。
 1968年生まれの日野田さんは、マンガやコミックに日常的に親しんできた世代で、大量生産されるフィクションに浸るようにして育ってきました。日野田さんのマンガ的グラフィックはこうした背景から自然発生的に生まれています。
日野田さんの作品のタイトルは「王位剥奪」、「青いスープのラーメン」、これまでの展覧会タイトルも「Entartete(退廃芸術)」(2006年)、「collapsing Perspective(崩壊する展望)」(2007年)などで、作品から一見して受ける、ポップ、コミカル、ユーモア、素材の醸す柔らかさという印象とは裏腹に、シニカルで現代の不安を象徴するような意識が感じられます。
日野田崇(Hinoda Takashi)展
日野田崇(Hinoda Takashi)展 日野田崇(Hinoda Takashi)展

「王位剥奪」2008

このコントラストが示すように、日野田さんは寓意的なタイトルを使うことで、予定調和的な物語や世界観にはない、複雑さや奥行きを私達に提示してみせます。今展のサブタイトルにある「暴発」という言葉も、強い暴力の匂いを感じさせますが、これもまた日野田さんの作品に通底する一貫したイメージです。
企業ギャラリーである当画廊では、基本的に1作家1開催としていますが、1995年、1997年、2000年と会場を変えて日野田さんの個展を開催してきました。そこには、日野田さんが制作上素材とは正反対のベクトルを目指す中で尚、伝わる素材の魅力と、常に今の風を感じさせる作風に引寄せられてきたからだと考えます。
すごくキュートなのに、そこはかとなく怖い、日野田さんの新作インスタレーションをどうぞ会場にてご覧下さい。
日野田崇(Hinoda Takashi)展 日野田崇(Hinoda Takashi)展

左:「ガチョウ島工作」2009右:「止められない何か」2008

日野田崇(Hinoda Takashi)展 日野田崇(Hinoda Takashi)展

左:「設問」2009右:「渦中の人類」2008

INAXギャラリー,日野田崇(Hinoda Takashi)展

「キラッキラヒアルロン酸」2009

Photo:ギャラリー2会場 2009

作家略歴
1968 神戸市に生まれる
1991 大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コース卒業
2002 京都嵯峨芸術大学 短期大学部 専任講師
2007 京都嵯峨芸術大学 芸術学部 准教授

現在 神戸市に在住、制作する
■ 個展
2000 「What a World / Works 1996−2000」 ABCギャラリー(大阪)
「地中の時間とかたちを焼く」
世界のタイル博物館 企画展示室(常滑市)
「Penny Icon」ガレリア・フィナルテ(名古屋)
2001 「Cruel Poet」ギャラリー三条(京都) 、ギャラリー白(大阪)
2002 「Me」 Galerie 16(京都)
2003 「No Assurance」キュービック・ギャラリー(大阪)
2004 「Townsfolk」 Galerie 16(京都)
「Dazed」キュービック・ギャラリー(大阪)
2005 「Takashi Hinoda」Gallery Pahk(New York)
「Mollusc Republic」ガレリア・フィナルテ(名古屋)
「Takashi Hinoda」Dai Ichi Gallery(New York)
2006 「Entartete」Galerie 16(京都) 
2007 「Collapsing Perspective」ガレリア・フィナルテ(名古屋)
2008 「Collapsing Perspective」Gallery ON (Seoul/韓国)
「Oikos」(Kyoto Art Map 2008)Galerie 16(京都)
2009 INAXギャラリー2(東京)
イムラアートギャラリー (京都/予定)
■ 主な公募展・グループ展
2000 「明日をになう西宮の作家展」 (西宮市民ギャラリー 兵庫)
「2000年展−アートへの旅」(ギャラリーKURANUKI 大阪)
2001 「陶芸展−壁」(ギャラリー白 大阪)
朝日陶芸展(名古屋他巡回) 奨励賞受賞
韓日陶芸文化大学招待作家展(江南大学校 韓国)
2003 「現代陶芸の華―西日本の作家を中心に」(茨城県陶芸美術館 笠間市)
Ceramic Site」(ギャラリー白大
「TOSA−TOSA 2003 柳原睦夫と現代陶芸の尖鋭たち―現代陶芸の系譜―」(高知県立美術館)
「大地の芸術 クレイワーク新世紀」(国立国際美術館 大阪)
2004 京都府美術工芸新鋭選抜展「新しい波 2004」(京都文化博物館)
「Ceramic Site 2004」(ギャラリー白大阪)、Figure」(ギャラリー白 大阪)
2005 「やきもの新感覚シリーズ・50人」(中部国際空港セントレアギャラリー)
「ガレリアセラミカの110展」(世界のタイル博物館 常滑市)
"Walking Clay−Figurative Sculpture”(Dai Ichi Gallery/New York)
2006 SOFA 2006 New York "International Exposition of Sculpture Objects & Functional Arts"( Seventh Regiment Armory/New York,U.S.A.)
"Takashi×2: East Meets East Takashi Murakami and Takashi Hinoda" (Casa Nova Gallery/Santa Fe, U.S.A. kornelia Tamm Fine Arts、Casa Novaによる企画、村上隆氏のプリント作品との2人展)
「信楽を訪れた594人の陶芸家たち−アーティスト・イン・レジデンスの軌跡−」(滋賀県立陶芸の森 陶芸館)
SOFA 2006 Chicago (Navy Pier/Chicago, U.S.A.)
2006-7 「人のかたち-もうひとつの陶芸美 カルチャーギャップなやきものたち」(滋賀県立陶芸の森 陶芸館
兵庫陶芸美術館、静岡アートギャラリーを巡回)
2007 "Fired with Passion -Contemporary Ceramics of Japan" (Asian Arts & Culture Center, Towson ersity/Maryland,U.S.A.)
「兵庫の陶芸-いま、ここに何かが在る」(兵庫陶芸美術館 篠山市)
SOFA 2007 New York "International Exposition of Sculpture Objects & Functional Arts"( Seventh Regiment Amory/ NewYork,U.S.A.)
"The Hands on Movement -Crafted Form in Dialogue-" (Liljevalchs Konsthall/Stockholm,Sweden)
“Asian Contemporary Art Fair NY 2007” (Pier 92,New York, U.S.A.)
"Fragiles -Porcelain,Glass & Ceramics" (ゲシュタルテン出版社によるキュレーション/Design Miami 2007,U.S.A.)
2008 「現代の造形 Life & Art  -陶で彩る」(東広島市立美術館)
"Fragiles -Porcelain,Glass & Ceramics" (ゲシュタルテン出版社によるキュレーション/Gallery 113/Kortrijk, Belgium)
“Masters of Disguise” (Mint Museum of Craft + Design/North Carolina, U.S.A.)
東方當代芸術展「楽園」(北京快楽公社、中国)、「レラシオン・セラミカ」(小野町デパート 和歌山市)
“Asia Top Gallery Hotel Art Fair 2008” (Gallery SUN Contemporary Art のブースより出展/ホテル ニューオータニ  東京)
“True Grit -Frames,Fixations and Flirtations” (McColl Center for Visual Art/North Carolina, U.S.A.)
"Art Asia Miami 2008"(Art Asia Pavillion/Miami, U.S.A)
2009 アートフェア東京(東京国際フォーラム展示ホール)
"Fragiles - Porcelain,Glass&Ceramics"(ゲシュタルテン出版社によるキュレーション/Al-Sabah Art & Design Collection,Dubai/United Arab Emirates,参加予定)
■ 主なパブリック・コレクション

Musee de la ville de Vallauris(Vallauris, France)
INAX世界のタイル博物館(常滑市)
滋賀県立陶芸の森 創作研修館(信楽町)
国立国際美術館(大阪)
Arizona State University Art Museum (U.S.A.)
Mint Museum of Craft + Design (North Carolina, U.S.A.)

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