建築・美術展 GALLERY 2




展覧会案内

中岡真珠美 展 <br>−白い眺め−

中岡真珠美 展 
−白い眺め−

2008年1月8日(火)〜1月29日(火)

■ 休館日
日祝日
■ 開館時間
10:00〜18:00
■ 観覧料
無料

アーティスト・トーク

アーティストトーク 2008年1月8日(火) 18:00〜19:00

アートニュース

「echoes」166.0×182.0cm キャンバスにアクリル絵具、油彩、樹脂塗料 2006



展示会概要
中岡真珠美(Nakaoka Masumi)さんの作品は光沢のある白とヴィヴィッドなアクリル・カラーのコントラストが美しい平面です。
キャンバスの余白の白と、レリーフ状にフラットに盛り上げた絵の具の白が画面の大部分を占め、そこに淡いオレンジやパープル、濃いピンクやグリーンのパステルカラーで描かれた不規則な形象が、シンプルでモダンなコンストラクションをつくり出しています。
一見すると絵具の滴りのような、図であり地でもあるような色彩の形象は、拡大した花弁や、森の木漏れ日、雷雲や水流などを連想させます。中岡がモチーフとしているのは風景です。郊外の自宅と大阪船場のアトリエを往復する道沿いに見えるビル、高速道路、商店、公園、樹木などを自ら撮影し、その画面の中から気に入ったかたちをトレースし、コピーし、デフォルメして形象をつくり出していきます。
そうすることによって具体的なかたちや質感は消え、中岡さんがそのときに抱いた印象のようなニュアンスだけが残ります。強い陽射しの降り注ぐ街路や人工的に刈り込まれた植木、樹木の枝に切り取られて見える空、ジャンクションのラインなどが、シルエットやアウトラインの一部となり、気配のように浮かび上がってきます。
中岡真珠美
中岡真珠美

中岡さんによって置き換えられた私たちの身の回りの風景は、輝くばかりの光をまとい、透明感に溢れています。私たちは作品を通して、私たちにも同様に降り注いでいる陽光のきらめきや、見えているはずの人工的なハイウェイのラインや植物の葉のカーブの重なりなど、あらゆるものがひっそりとリンクしあっていることを、感じずにいられません。
中岡さんは20代後半の作家で、2007年にVOCA展佳作賞に入賞、今、活発な発表を重ねています。
中岡真珠美
中岡真珠美
中岡真珠美
中岡真珠美

Photo:INAXギャラリー会場 2008

作家略歴
1978 京都府生まれ
2002 京都市立芸術大学美術科卒業
2004 同校大学大学院美術研究科絵画専攻(油画) 修了
■ 個展
2004 Oギャラリーeyes(大阪)
2005 「project N 中岡真珠美展」/東京オペラシティアートギャラリー(東京)、Oギャラリーeyes(大阪)同2006、2007
■ グループ展
2002 「vector12」海岸通ギャラリーCASO(大阪)
2003  「ART CAMP in CASO」海岸通ギャラリーCASO(大阪)、「Tourbillon」Oギャラリーeyes(大阪)、「ART UNIV.2003」大学コンソーシアム京都(京都)
2004 「神戸アートアニュアル2004 トナリノマド」 (神戸アートヴィレッジセンター)、 「UI Wang-国際プランカードアート2004」(イワン市pegun湖岸・韓国)、「UnnaturalU」Oギャラリーeyes(大阪、東京)
2005 「第1回倉敷現代アート・ビエンナーレ」 (倉敷市立美術館)、「TAMA VIVANT 2005美術・そのひろがる輪郭」(多摩美術大学、東京・みなとみらい駅コンコース(神奈川)
2007 「Drawing - Esposed essence 06」Oギャラリーeyes(大阪)
2007 「VOCA展2007-新しい平面の作家たち」(上野の森美術館・東京)、「International Exchange Project Japanese Young Artists TRIAL in Painting」Modern Culture Center(韓国)、「The gaeden of the rayV」Oギャラリーeyes(大阪)
■受賞暦
■パブリックコレクション
2004 京都市立芸術大学作品展 大学院市長賞
2004 第1回倉敷現代アート・ビエンナーレ 準グランプリ
2004 VOCA展2007 入賞
2004 京都大学、京都市立芸術大学

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