建築・美術展 GALLERY 2




展覧会案内

川口奈々子展  -流絡のペインティング-

川口奈々子展 -流絡のペインティング-

2006年7月3日(月)〜7月29日(土)

■ 休館日
日祝日
■ 開館時間
10:00〜18:00
■ 観覧料
無料

アーティスト・トーク(終了しています)

アートニュース



展示会概要

川口奈々子(Kawaguchi Nanako)さんの作品は、パステルカラーのピンク、オレンジ、グリーンを中心としたカラフルなペインティングです。オイルカラーですが隣り合わせる色の組み合わせ方で、アクリルやペンキのような鮮やかさが際立ち、アニメや絵本のようなポップな印象があります。モチーフは滝、山並み、三つ編み、少女、火山などで、立体感を排して図と地の区別がなく描かれています。リボンや鼻水、シナプスといった流線形が色の固まりで描かれ、涙はリボンとなり、髪の毛は山となるといったように、イメージが次々と繋がり絡み合いながら連鎖していきます。ところどころ線画で、墜落する人間や虚無僧、擬人化されたリスや熊が、パズルに隠されたヒントのように現われ、巨大なひとコマ劇画のような画面には、心理テストで描かれたような謎めいたモチーフが現れてきます。

川口さんは、このドロドロと流れていくもの、あるいは連鎖していくものを自身ではコントロールのできない欲望や不安、愛情といった感情として表わし、または人間の力では制御のできない自然などをテーマにしています。川口さんの描くグリーンの絵の具の溜まりには、表面張力で膨んで、今にも山を覆う緑に成長するような生命力のリアリティを感じて迫力があります。溶解していくピンクの髪や山を包むオレンジのリボンも、超自然的な力を連想させてエネルギッシュです。川口さん京都在住の若手作家で、公募展でも受賞されていますが、今回が東京初個展となります。
川口奈々子展  -流絡のペインティング-
川口奈々子展  -流絡のペインティング- 川口奈々子展  -流絡のペインティング-
川口奈々子展  -流絡のペインティング- 川口奈々子展  -流絡のペインティング-
作家略歴
1978 大阪生まれ
2002 京都市立芸術大学 美術学部油画専攻卒業
2003 京都市立芸術大学 大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画入学 Royal college of Art(London)交換留学
2005 京都市立芸術大学 大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了
■ 個展
2003 同時代ギャラリー(京都)
2005 ギャラリーIWANAGA:ARTZONE(京都)青森市) Oギャラリーeyes(大阪)
2006 Galeria punto zero(岡山)
■ グループ展
2003 ART CAMP in CASO第2期(大阪)
2005 京都市立芸術大学作品展
学内(京都)第一回倉敷現代アートビエンナーレ西日本(倉敷市立美術館) 
トーキョーワンダーウォール公募入選作品展(東京都現代美術館)トゥールビヨン3第2期(Oギャラリーeyes)
2006 京都府美術工芸新鋭選抜展(京都文化博物館)
■ 賞歴
2005 京都市立芸術大学作品展 大学院市長賞 第一回倉敷現代アートビエンナーレ西日本グランプリ 第20回ホルベイン・スカラシップ

ページの先頭へ

LIXIL Link to Good Living

Copyright © LIXIL Corporation. All rights reserved.