やきもの展 GALLERY3




展覧会案内

鈴木 卓 展― 黒錆の陶 ひらくかたち ―

鈴木 卓 展― 黒錆の陶 ひらくかたち ―

2006年2月3日(金)〜2月28日(火)

■ 休館日
2006年2月10・11・15日(水)
■ 開館時間
10:00〜18:00
■ 観覧料
無料

アーティスト・トーク(終了しています)

2006年2月3日( 18:30〜19:30)




展示会概要
鈴木卓(Suzuki Taku)さんの作品は、鉄のような質感で、赤黒く錆び味を帯びた陶のオブジェです。シンメトリーに鳥が翼を大きく広げたようなかたちをしています。シンプルなかたちでありながらも、存在感があります。

「ひらくかたち」をつくり始めた当初は、浅型の花器の取手部分が両側へ広がったかたちをしていましたが、今展の新作では、水盤の部分がとても小さくなり、作品によっては、羽の部分だけで、大きなつぼみが開きかけているようなかたちや、船のように細長く伸びたかたちなど、伸びやかなムーブメントが感じられるようになりました。1点のサイズは50cm四方で今展では10点ほどが展示されます。

金属が錆びて、表面が幾層にも剥がれて浮き上がったような、発掘された古代の埋葬品のような重厚なイメージの黒い肌。
大きな鳥が翼を広げたような大胆で伸びやかな姿。
鈴木さんの作品には柔らかな土を思うままに操り、未来へ向って飛翔しようとしているスピード感や勢いがあります。重力に反したかたちも、少しずつ、少しずつ土を重ねてすべて手練りでつくります。「ひらくかたち」のシリーズは既に20点ほど制作していますが、最初の1点で賞を受賞しました。

鈴木さんは28歳の若い作家で、制作を始めて数年しかたっていません。大学のサークルで陶芸を始めましたが、一旦就職し、その後改めて多治見陶磁器意匠研究所で陶に真摯に向き合ってきました。前職では建築に携わり、図面や建設現場での溶接作業などに慣れ親しんでいたため、鉄筋や鉄板をイメージさせるディテールも垣間見られます。
今展は鈴木さんの初めての東京での個展開催となります。
作家略歴
1977 埼玉県出身
2000 早稲田大学建築学科 卒業
2004 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
第5回益子陶芸展 入選
2005 第1回菊池ビエンナーレ 優秀賞
第3回現代茶陶展 大賞
朝日現代クラフト展 優秀賞
第3回京畿道世界陶磁ビエンナーレ国際公募展 入選
第7回国際陶磁器フェスティバル美濃 入選
朝日陶芸展 入選
長三賞陶芸展 入選

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