やきもの展 GALLERY3




展覧会案内

すずきたもつ 展― 陶 芽吹くかたち ―

すずきたもつ 展― 陶 芽吹くかたち ―

2006年3月3日(金)〜4月3日(月)

■ 休館日
2006年3月15日(水)
■ 開館時間
10:00〜18:00
■ 観覧料
無料

アーティスト・トーク(終了しています)

2006年3月6日(月)18:30〜19:30

photo :「春ニ想フ」2005 H170×W1000×D700mm /INAXガレリアセラミカ会場写真




展示会概要
すずきたもつ(Suzuki Tamotsu)さんの作品は植物の芽吹く様をモノトーンで表わした陶のオブジェです。
タイトル「春ニ想フ」シリーズは、長さ1m、枝先についた丸く膨らんだ実に若葉が数枚ずつ、今まさに芽吹いたように連なっている作品です。しかし、枝は化石のように白く乾き、葉は炭化したように黒色です。
芽吹きや発芽と言えば、新緑あふれる瑞瑞しいイメージがありますが、すずきさんの新芽は、冷たい色や硬質な質感をまとい、火山灰をかぶったドライフラワーのような姿で、遠い春を夢想しているかのようです。
これまでのすずきさんの作品は、骨のような枝、瓶のような球根や種子など、いずれも植物をモチーフにした幻想的なかたちが独特で、重く、いびつで曲々しく、迫力がありました。今回の新芽を表わした黒い楕円も、ひまわりの種のように狭い範囲に密集して、蟲が養分の詰まった種を突き破って出てきたような、ナマナマしさで強烈な印象を与えます。
すずきさんは東京芸大大学院で陶芸を学び、卒業して6年になります。コンスタントに発表を続けながら、公募展でも数多くの入賞をしてきました。長い間表現方法の変わらなかったすずきさんですが、最近、前述の作品や陶の蝶を標本箱風に展示する、これまでとはまったく異なる作品が生まれ始めました。その経緯は自然に次のステージが登場してきたのだと語ります。すずきさんには、まだまだ見果てぬ作品がありそうです。
今展では「春ニ想フ」シリーズを用いて会場全体を使ったインスタレーションを行います。
作家略歴
1971 香川県に生まれる
1993 東京芸術大学美術学部工芸科入学
1996 原田賞受賞(東京芸術大学)
1997 原田賞受賞(東京芸術大学)
同大学卒業
同大学大学院工芸(陶芸)専攻入学
1998 安宅賞受賞(東京芸術大学)
1999 同大学大学院修了
朝日陶芸展入選
2000 益子陶芸展入選
水天宮(東京・人形町)の扁額の復元に参加
2001 金沢わん・One大賞2001入選
朝日現代クラフト展奨励賞受賞
日本陶芸展入選
2002 益子陶芸展入選
2003 朝日現代クラフト展招待
2004 益子陶芸展入選
2005 日本陶芸展優秀作品賞受賞
国際陶磁器フェスティバル美濃'05
■ EXHIBITION
1999 工芸科五人展「自然なる形態性」 (東京芸大学生会館) 工芸科五人展「自然なる形態性」 (東京芸大学生会館)
1995 「四人にくちなし」展 (東京芸大学生会館)
1996 工芸科三人展「時の波紋」(ギャラリー・U)工芸科三人展「時の波紋」(ギャラリー・U)
1997 「Passion Party」展 (代々木アートギャラリー)
1998 「π's garden」展 (代々木アートギャラリー)
個展「seeds room」 (フタバ画廊)
1999 個展「seeds room」 (ギャルリ・プス)
「π's garden 99」展 (代々木アートギャラリー)
朝日陶芸展 (目黒区美術館・丸栄スカイル他)
2000 「π's garden 00」展 (代々木アートギャラリー)
益子陶芸展 (陶芸メッセ・益子)
2001 金沢わん・One大賞2001 (香林坊大和)
朝日現代クラフト展 (阪急百貨店うめだ本店・有楽町阪急)
日本陶芸展(大丸ミュージアム東京・大丸心斎橋店)
「π's garden 01」展 (代々木アートギャラリー)
個展「種」 (デュヌ ラルテ)
2002 個展「すずきたもつの陶」 (てらぁギャラリー)
益子陶芸展 (陶芸メッセ・益子)
2003 朝日現代クラフト展(阪急百貨店うめだ本店・都筑阪急)
個展「想」 (ギャルリ・プス)
2004 個展「跡」 (デュヌ ラルテ)
益子陶芸展 (陶芸メッセ・益子)
2005 日本陶芸展(大丸ミュージアム東京・大丸心斎橋店)
国際陶磁器フェスティバル美濃'05(セラミックパークMINO)
個展「奏」 (ギャルリ・プス)
「Joyeux Noel」展 (工房 親)

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