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LIXIL ブックギャラリー 新刊案内 12
「プチ パリにゃん」

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 猫と人間の仲は、長くて深い。ペットなどという言葉で言い表すより、仲間、パートナーと表現した方がよいのではないだろうか。(もちろん犬も同様である。)
 猫に関する文学作品、日記、漫画、猫が登場する作品は、枚挙にいとまがない。文豪が自身の愛猫について記した日記等も数多い。読者は、そうそうそうなのよわかるわかる、と作家の猫日記に感情移入、気持ちが共有できるからだろう。

 ここ数年、動物写真家の岩合光昭が火付け役なのか、テレビでも猫番組が人気、写真集の出版数も多い。特にイヌやネコの気持ちを語った本も多く出版されている。動物の本音を知りたい人が増えているのかもしれない。
 個人的には、猫側から書かれた(ことになっている)ポール・ギャリコ著「猫語の教科書」筑摩書房(日本での出版は1998年)をお勧めしたい。猫と人の関係が、的確かつユーモアたっぷりに描かれている。


 さて、そんな私達が愛してやまない猫と、なぜかまた日本人の大好きなパリを組み合わせた写真集が「パリにゃん」である。パリ、とあるだけですべてが洒落て見えるから不思議である。実際にインテリアやファブリックなどはおそらくパリならでのセンスなのだろう(と思わずにはいられない)。

 2009年に第1冊目の「パリにゃん」、2012年に「パリにゃんU(ドゥ)」が出版され、そしてこの度「プチ パリにゃん」がお目見えした。
 題名の通り、プチにゃん、つまり子猫の特集である。パリに子猫の写真といえば、説明の必要もない。表紙の写真だけでも心をつかまれる。ただただひたすら愛らしく、可愛らしく、その上お洒落。不細工な猫さえかわゆいのである。「ちいさきものはみなうつくし」。眺めるだけで、目じりが下がり、そして癒される写真集なのだ。



「プチ パリにゃん」酒巻洋子著/産業編集センタ−/1,400円+税

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