どろんこ広場に竹の憩いのベンチが並びました |
|
|
2007年4月30日(月)、16名のワークショップ参加者が朝早くから集まりました。
16才以上という年齢制限をつけましたが、スタッフより経験豊富な人が半数以上も集まりました。
我々が逆にいろいろと指導されてしまうのでは?という不安を抱えつつ、ワークショップは始まりました。
まず地元常滑のボーイスカウトで長年リーダーを務めています片岡さんから、基本的なロープワークの説明がありました。
ユーモアたっぷりの説明で、皆さん楽しく結び方の練習ができました。
紐と紐を繋ぐ結び方、「本結び」「ひとえ継ぎ」。
竹の結び始めの「ねじ結び」、結び終わりの「巻き結び」。
三脚を組む「8の字縛り」。竹と竹を交差に固定する「角縛り」「すじかい縛り」。
ロープワークを覚えておくと、生活の色々な場面で役に立ちます。また、野外活動には欠かせないスキルです。
生活が便利になり過ぎるとこのような知識は消えていえってしまうのではないかと心配です。
4名づつのチームに分かれ、それぞれ大きさの違う竹のベンチの製作にかかりました。
竹を決められた長さに切り、「8の字縛り」で三脚をたて3本の竹を「すじかい縛り」で基本形を組み立てます。
ここまでできたら、お楽しみのお昼ご飯です。
ライブミュージアム スタッフが心をこめて作ったカレー ライスと野菜サラダ。
不思議とカレー ライスはおかわりをしてしまうのは、私だけでは無いと思います。
昼食後は、デッキの部分を現物に合わせながら竹を切り、縛りつけます。
この結び方は特に指定していなかったため、チーム毎に工夫がありました。たまねぎを結ぶ結び方をするチーム、頑丈に編みこんでいくチーム。
チーム内でお互いに教え合い、とても良い雰囲気でした。
できあがったベンチは「どろんこ広場」によく馴染み、以前からそこにあったかのようです。
また、座ってみるとピラミッドパワーの影響なのか、竹の癒し効果なのか、とても気持ちがいいです。
8月末まで「どろんこ広場」に設置しています。
一度、試しに座ってみてください。