INAXライブミュージアム 土・どろんこ館

INAXライブミュージアム 土・どろんこ館

展覧会のご案内(1階 企画展示室)

土・泥・やきものと、人々の生活・文化に関する企画展を開催しています。

手のひらの太陽―「時を知る、位置を知る、姿を残す」道具
The Sun in One's Palm--Hand-held Devices That Tell Time, Determine Position, Capture an Image


会期:2014年4月26日(土)〜9月7日(日)
■ニュースリリースはこちら⇒


身近な利用法―日時計、六分儀、カメラ・オブスキュラ


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会 期 2014年4月26日(土)〜9月7日(日)
会 場

「土・どろんこ館」企画展示室

開館時間 10:00am 〜 5:00pm
(入場は4:30pmまで)
休館日 第3水曜日
入 場 共通入館券が必要
関連ワークショップ 申込方法など詳細はこちら⇒ ※いずれも終了しています
7月26日(土) : 『こもれびを食べる動物になろう!』
ピンホールカメラの原理を利用したマスクを作って、不思議な風景を見てみよう。
8月24日(日) : 『自分の日時計をつくろう!』
日時計の仕組みや歴史を学び、紙日時計で太陽の動きと時刻の関係を調べてみよう。

企画:INAXライブミュージアム企画委員会
展示デザイン:西本剛己(ARTLAB+)
協力:小野行雄、株式会社カクマル・サーベイミュージアム、神戸大学海事博物館、フジフイルム スクエア

≪TOPページ画像≫ 紙日時計(水平型)
紙製、日本/小学館『小学五年生』、昭和時代〔小野行雄コレクション〕

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時計を忘れ、いま何時かを知りたいとき、太陽を見ることがあります。
季節を問わず正午に必ず真南を通る太陽。その規則正しい動きから、古代の人たちは時間の流れを読み取りました。
日時計はエジプトで誕生し、ヨーロッパでは日常に欠かせぬ存在となります。
機械式の時計が登場した後も変わることなく、機械の狂いを修正するため、つい100年ほど前まで現役の道具でした。

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バターフィールド型日時計(水平型)
:銀製、フランス、18世紀

懐中日時計
:象牙製、日本、江戸時代

ボーイスカウトの日時計(水平型)
:真鍮製、アメリカ、20世紀
〔いずれも、小野行雄コレクション〕


また、目印の無い海の上では、自らの船の位置を確かめる唯一の方法が、太陽や月、星の動きを知ることでした。
航海術の発展とともに、太陽を利用した六分儀など測量装置も形を変えながら進化していきます。

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八分儀
:スペンサー・ブラウニング社製、イギリス
〔神戸大学海事博物館蔵〕

六分儀
:J.クームス社製、イギリス、1875年(推定)
〔曽根田馨蔵〕

古代ギリシアでは太陽を観察するために、ピンホールからの投影現象で日食を観察する方法を生み出しました。
やがて目の前の景色を手で描き写す道具として、カメラの原点となるカメラ・オブスキュラが誕生します。


カメラ・オブスキュラの図
『百科全書(分野別)版画選集第7巻』(ディドロ&ダランベール編『百科全書』の再編集版版画選集、シャルル・ジョセフ・パンコック編集、1782〜1832年)より
〔横浜市民ギャラリーあざみ野蔵〕

カメラ・オブスキュラを使って描く画家の図
〔写真提供:日本カメラ博物館〕

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火の大きな塊である太陽は、地球に熱や明るさをもたらし、その恩恵で生命が育まれてきました。太陽は、水や土の源です。その太陽を、私たちは古代からさまざまな方法で利用してきました。

「土と水と火との出会い」をコンセプトとする当館で今回開催する本展では、人類最古の科学装置とも言われる日時計を中心に、太陽を身近なものとして利用しようと試みてきた知恵の結晶を見ていきます。


Familiar, handy methods of use--Sundial, Sextant, Camera obscura

In every season, the sun always travels toward true south at noon.
People in ancient times learned to read the time from the sun’s regular movement.
The sundial, invented in Egypt, became an indispensable tool of everyday living in Europe.
Even after mechanical time measurement devises appeared, sundials continued to be used to correct them, until just 100 years ago.
The only method of determining the position of one’s ship on the vast ocean, with no landmarks to guide one, was to know the movement of the sun, moon, and stars.
With the advance of ship technology, sextants and other devices employing the sun developed and evolved in form.
The ancient Greeks invented a method of observing the sun and studying solar eclipses by projecting an image from a pinhole.
With time, the camera obscura—the prototype of the camera—was born as a device for hand-depicting the scenery before one.

Thanks to the warmth and light the sun sends to earth, life developed.
The sun, the probable source of water and soil, has been employed by humans in many forms since ancient times.

This exhibition looks at sundials—humankind’s oldest scientific device—and other fruits of human knowledge that employ the sun in a familiar, handy form.


【関連書籍のご案内】


手のひらの太陽―「時を知る、位置を知る、姿を残す」道具


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図版構成】2014年4月26日発売予定
本文64ページ、オールカラー。B5判、無線綴じ
価格:1,500円+(税)
発行:株式会社LIXIL
編集・制作:坂井編集企画事務所

■時を知る 日時計
*日時計の歴史・・・荒川紘
*手のひらの日時計 小野行雄コレクション・・・小野行雄
*日時計の原理 時を正確に測るために・・・上原秀夫
年月を知る暦
*人は太陽からどのように日、月、年を読み取ったか・・・片山直人
■位置を知る 六分儀
*神戸大学海事博物館+曽根田馨コレクション
*「六分儀」の出現・・・上西勝也
*六分儀の仕組み
■姿を残す カメラ・オブスキュラ
*太陽の鉛筆・・・伊藤俊治
*「百科全書」の日時計・・・逸見龍生
*明日の曙光への淡い憧れとともに・・・今福龍太
*イメージの中の太陽 日本の民話や祭りの風景から・・・貝瀬千里
*地球と遊ぶ、太陽と遊ぶ・・・木村崇人
太陽の描かれ方 国旗、国章
世界の「六分儀」切手

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