INAXライブミュージアム 土・どろんこ館

INAXライブミュージアム 土・どろんこ館

展覧会のご案内(1階 企画展示室)

土・泥・やきものと、人々の生活・文化に関する企画展を開催しています。

水と風と光のタイル
―F.L.ライトがつくった土のデザイン
Water, Wind, Light: Tile Design of Frank Lloyd Wright


会期:2007年4月14日(土)〜11月10日(土)  ※終了しています

スクラッチタイル、テラコッタ、クリンカータイル。
ライトがデザインし、常滑がつくった建築素材。
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会 期 2007年4月14日(土)〜11月10日(土)
時 間 10:00am 〜 6:00pm(入場は5:30pmまで)

休館日 第3水曜日(祝日の場合は翌日)
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企 画     INAXライブミュージアム企画委員会
制 作     株式会社INAX
協 力     博物館明治村、帝国ホテル、
      (財)名和昆虫研究所、常滑市民俗資料館

展示デザイン 西本剛己(ARTLAB+)

*西本 剛己(にしもと たけみ) 略歴*
美術家/デザイナー、ARTLAB+(アートラボプラス)代表
明星大学造形芸術学部准教授
2005年「愛・地球博」瀬戸日本館代表作家



【講演会 第2弾】※終了しています

講 師

香山壽夫(建築家、東京大学名誉教授、放送大学客員教授)

演 目

建築の母なる大地 父なる空

内 容

建築素材としての“土・やきもの”の魅力などをお話しいただきます。

日 程

9月8日(土)

時 間

4:00pm〜5:30pm

会 場

「土・どろんこ館」多目的ホール

定 員

50人、当日先着順

  *

聴講無料(ただし、入館券が必要です)


【記念講演会】※終了しています

講 師

谷川正己(フランク・ロイド・ライト研究室主宰)

演 目

帝国ホテルの顔―大谷石とタイル

日 程

4月14日(土)

時 間

4:00pm〜5:30pm

会 場

「土・どろんこ館」多目的ホール

定 員

50人、当日先着順

  *

聴講無料(ただし、入館券が必要です)


【オープニング パーティー】※終了しています

日 程

4月14日(土)

時 間

5:30pm〜6:30pm

会 場

「世界のタイル博物館」エントランス ホールにて



展示風景

20世紀を代表するアメリカの建築家フランク・ロイド・ライト(1867-1959年)の代表作として知られる帝国ホテル旧本館は、さまざまなデザインが施された大谷石とスクラッチタイルやテラコッタなど、土を焼いたやきものによる建築素材によって全面が覆われていました。使われたタイルやテラコッタ、れんがの数は400万個に及びます。

釘で縦に線を入れた「スクラッチタイル」、独特な形状の「テラコッタ」、床に敷いた「クリンカータイル」などは、1910年代の日本ではほとんどつくられていないものでした。しかも、東京駅など当時の洋風煉瓦建築に使われていた「赤色」ではなく、「黄色」であることを、ライトは求めたといわれています。


展示風景 展示風景

これらの困難な要求に応えることができたのが、愛知県にあるやきものの街「常滑(とこなめ)」であり、久田吉之助(ひさだきちのすけ)という人物でした。京都の長楽館(ちょうらくかん)や武田五一設計の名和昆虫研究所に使われた黄色のテラコッタや瓦、タイルをつくっていた久田が、帝国ホテル旧本館のスクラッチタイルやテラコッタの制作を引き受けることになりました。そしてのちに、「帝国ホテル煉瓦製作所」(1917-21年)が設置され、常滑に産業としてタイルを生産していく礎が築かれたのです。


展示風景 展示風景

本展覧会では、帝国ホテル旧本館を華麗に飾った光の透過や、風や水の通り路など、機能を兼ね備えた「土の造形美」にスポットを当て、建築家ライトとともに、帝国ホテル旧本館と常滑とのつながりをご紹介します。さらに、当時と同じ愛知県知多半島産の土を用いて、機能性と装飾性が一致した、ライトの目指した建築空間を会場に再現します。

■別途、展覧会の見どころをINAXライブミュージアム日記(スタッフによるブログ)にて掲載しています。


展示風景


【関連書籍のご案内】

新刊 INAXミュージアムブック『ライトがつくった土のデザイン 水と風と光のタイル

komatsu4.jpg帝国ホテル旧本館は、20世紀を代表するアメリカの建築家フランク・ロイド・ライト(1867-1959年)の代表作として知られています。
建物は、さまざまな装飾が施された大谷石、スクラッチタイルやテラコッタなど、400万個以上の素材によって覆われていました。それらの建築素材にライトが求めたのは、1910年代当時の一般的な洋風建築に使われていた「赤色」ではなく、「黄色」く焼き上げること。
膨大な数に加え、技術的にも高度な注文に応えたのは、知多半島(ちたはんとう)の土と、愛知県にあるやきもののの街「常滑(とこなめ)」、そして陶工・久田吉之助(ひさだきちのすけ)の存在でした。
本書は、INAXライブミュージアムの「土・どろんこ館」で開催される、同名の展覧会にあわせて制作されました。
帝国ホテル旧本館を華麗に飾り、光の透過や、風や水の通り路などを演出したタイルやテラコッタを、「土の造形美」として改めて見直します。また、「帝国ホテル煉瓦製作所」の当時の様子を伝える貴重な写真や、現代の技術者が復元してわかったこと、さらには近代や現代の建築に与えた影響の考察など、やきものの建築素材の魅力と可能性を満載しています。

図版構成】(本文64ページ、オールカラー、価格:1,500円+税)
帝国ホテル、タイルを歩く(写真=村井修、梶原敏英)
F・L・ライトが出会った、石とやきものの素材(谷川正己)
ライトは、採光をデザインした(酒井一光)
スクラッチタイルを作り損ねた男、久田吉之助(佐野由佳)
現代版「帝国ホテル煉瓦製作所」(後藤泰男)
素材の使い方、ライトの現代性(隈研吾)
―土の広がり(作庭家:河西力)―

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