ブックフェア情報

東京・LIXILギャラリー1での展覧会開催会期中に、 企画展関連書を集めたブックフェアを行っております。 「品切れ」以外の書籍はフェア期間中に限り、ブックギャラリー 店頭でお求めいただけます (地方発送は致しかねます)

珍なるもの 2016年4月1日(金)〜5月31日(火)※終了しています

「珍なるもの」

世界は変なものであふれている

オリジナルブックフェア

ブックフェア情報
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 生きもの、人、食べ物、物語、空想上のもの。私達の知らないところでひっそりとしかし、しっかりと存在している、珍しいもの、変なもの、面白いもの。「珍なるもの」としてそれらを集めました。いざ、変てこなもの探しの旅へ!


モーティマー夫人の不機嫌な世界地誌/トッド・プリュザン編/三辺律子訳/バジリコ NEW !
 半世紀も前なら、海外制作の物語中で「スーツを着て眼鏡をかけぺこぺこして切腹する」ステレオタイプに描かれるイメージの日本人男性像に苦笑いすることもありましたが、交通もメディアも発達した現代にあって今さらそれを信じる人もいないというもの。
 モーティマー夫人はイギリスヴィクトリア朝時代の童話作家。国外には2度しか出たことのなかった彼女が、おそらく手に入る資料だけを元に独断と偏見で書いた世界の国々の特徴。もちろん日本についても書かれています。約150年前のことです。
 嘘は本当のことが半分くらい混ざっていると真実らしく思われるものです。ある意味当たっていると思うことも可能。彼女の思い込みを一笑に付すことも可能。


万国奇人博覧館/ジャン=クロード・カリエール、ギー・ベシュテル著/筑摩書房
 「寄ってらっしゃい見てらっしゃい 当館内にあるものは たまげるばかりの人間の 空前絶後のコレクション」。
 世界中から収集された奇人や奇行の数々を50音順に並べてある事典のような書籍です。無名の人物から誰もが知っている有名人まで。スケールが大き過ぎる「珍」な行いを大真面目に行っているが故に、驚きあきれると同時にニヤリと笑わずにはいられないのです。
 著者はカリエールとベシュテル。カリエールは映画「存在の耐えられない軽さ」や「ブリキの太鼓」の脚本家なのでご存知の方が多いかもしれません。2人による「珍説愚説辞典」も馬鹿馬鹿さのあまり・・・知的な書籍です。


生きものたちの秘められた性生活/ジュールズ・ハワード著/中山宥訳/角川書店
 子づくりの一挙一動が注目されるパンダに始まって、季節になると雌と雄の「抱接」がしばしば観察されるカエル、文字通りの種馬などなど、哺乳類から鳥類、両生類昆虫とありとあらゆる生きものの性生活―交尾―について非常に真面目に、しかしストーリーとユーモアあふれる文体で書かれた科学読み物です。
 専門的な内容でもするりと読めてしまうのは、著者の力量であると同時に翻訳者の功績でしょう。各章の題名が「カエルたちに明日はない」「禁じられた交尾」「飛んだカップル」と映画タイトルのパロディーになっているところも、クスリと笑いを誘われる要因です。もちろん珍妙な生きものたちの性行動にも。


へんないきもの/早川いくを著・寺西晃画/新潮文庫
 「へんないきもの」といえば、発見にも紹介にもこの方をおいて他にはいないのではないでしょうか。生き物が変、というのはもちろんのこと、その解説と絵がユニーク過ぎて、図鑑のようにちょっと拾い読みするつもりでページをめくっていても、ニヤニヤしながら最後まで読み通してしまうのです。
 深海の生物から身近な動物、そして幻の生き物まで。早川ワールドをご堪能ください。


 100冊程の書籍をセレクトしています。
 順次ご紹介して参りますので、どうぞお楽しみに。

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