ブックフェア情報

東京・LIXILギャラリー1での展覧会開催会期中に、 企画展関連書を集めたブックフェアを行っております。 「品切れ」以外の書籍はフェア期間中に限り、ブックギャラリー 店頭でお求めいただけます (地方発送は致しかねます)

花鳥風月 2015年11月1日(日)〜12月28日(月)※終了しています

「花鳥風月」

あらためて、日本の風流さまざま

オリジナルブックフェア

ブックフェア情報
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 日本人として日本に生まれて、日本人ならではの感性を私たちは持っています。模倣の文化と、非難を込められることもありますが、いえ、私たちには、長い歴史の中で培った風流があります。花鳥風月。あらためて、日本の美に光を当ててみました。


和の思想 異質なものを共存させる力/長谷川櫂著/中央公論新社
 「和」や「和風」という言葉から私達が連想するのは、日本で育まれてきた、純粋に混じり気のない文化かもしれません。しかし、本来の「和」とは、「さまざまな異質なものをなごやかに調和させる力」であると著者は言います。
 西欧化の波にのまれた近代以降の日本的アイデンティティーの歴史を、谷崎潤一郎「陰翳礼讃」を引用しつつ振り返り、和の躍動的な本来の力に立ち戻ります。俳句の引用や俳句の特徴を交えての解説は、俳人である著者ならではです。


日本人なら知っておきたい!所作の「型」/武光誠著/青春出版社
 一つひとつの日本特有な動きの「型」について解説されているわけではなく、その「型」を生み出すことになった根本的なものの見方や考え方についてやさしく語ってくれる本です。その思想とは、日本特有の自然を愛で、自然と自分を一体と考える姿勢で、時代によって「もののあはれ・数寄・わび・さび・幽玄・粋」と変化してきました。
 しかし、長い歴史の中で、言葉は変わったとしても、いつの時代も、他人への気遣いや心配りを忘れず、調和を第一に考えてきたのだと著者は主張します。


弓と禅/オイゲン・ヘリゲル著/福村出版
 哲学教授として来日したドイツの哲学者である著者が、6年間にわたり弓道の修練を行います。しかしこれは単に弓道の技術習得の報告書というわけではないのです。
 力を入れず、呼吸に集中し、全く自分の意志によらずして、無我の境地に達して弓を射た時、初めて達せられる弓道の奥義。言葉と論理的思考に最も重きを置く西洋哲学者が、むしろ言葉ではなく自らの精神を以て、禅という思想を「体験する」魂の記録といえます。


日本人にとって美しさとは何か/高階秀爾著/筑摩書房
 絵画の描き方ひとつにしても、日本と西洋では大きな違いがあります。描き手の1つの視点から空間的3次元的に描く西洋と、1枚の絵画に複数の視点を持ち込み、むしろ平面的に表現する日本。西洋的考え方との対比によって、日本的感性がくっきりと浮かび上がります。
 美術分野の大家である著者が、日本人ならではの美の観念を浮き彫りにしていきます。


 80冊程の書籍をセレクトしています。
 順次ご紹介して参りますので、どうぞお楽しみに。

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