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中谷宇吉郎博士の研究した雪の結晶をはじめ、もみじの葉や蜂の巣など、自然界には言葉を失うほど完璧で美しい形であふれています。そこに隠されている魔法の呪文のような数列や規則を読み解く本をあつめてみました。身近な世界に広がるかたちの謎を解読するミステリーのような本がたくさんございます。ダ・ヴィンチコードにも負けないおもしろさです。ぜひお立ち寄りください。 たとえばこんな本・・・ 『雪月花の数学』桜井進 著 /祥伝社 日本人の愛でる形や作法には、知らぬ間に美しい数式が隠されているようです。日本文化における「数」の不思議を解き明かす一冊。 『三角形の七不思議』細谷治夫 著/講談社 単純でありながら謎につつまれた「三角形」の不思議を追求した一冊。ピタゴラスの定理だけじゃない三角。おでんのこんにゃくも、思慮深く感じるかもしれません。 『シュタイナー学校の数学読本』ベングト・ウリーン 著/筑摩書房 自由な教育をうたうシュタイナー学校で教える数学を紹介する本。思考の修練の道として扱われる数学は、当時数学が苦手で逃げ出した思い出のある人におすすめです。 『形態の生命誌』長沼毅 著/新潮社 生物学者である著者が語る、生命のかたちの不思議。シマウマの柄の理由や口から考察するヒーロー像など、興味深く斬新な切り口で綴るこの一冊は、理系への偏見を一瞬で払拭してくれます。 他、順次展開いたします。 |